S&P500とオルカン以外に検討したい商品の例と選び方

では、具体的にどのような商品を検討すればよいのでしょうか。代表的な選択肢を3つ紹介します。
 
1つ目は「債券型ファンド」です。国内外の債券に投資する商品で、株式に比べて値動きがおだやかな傾向があります。資産全体の安定性を高めたい人に向いています。
 
2つ目は「REIT(不動産投資信託)型ファンド」です。不動産から得られる賃料収入を原資としたファンドで、株式や債券とは異なる値動きをする傾向があり、分散効果が期待できます。
 
3つ目は「新興国株式ファンド」です。オルカンにも新興国は含まれていますが、比率は小さいため、新興国の成長をより積極的に取り込みたい場合は追加で検討する価値があります。ただし、値動きが大きい点には注意が必要です。
 
これらの商品を選ぶ際に意識したいポイントは3つあります。
 
「何のために、いつまでに増やしたいか」という投資の目的と期間を明確にすること。次に、自分がどの程度の値下がりに耐えられるかというリスク許容度を把握すること。そして、信託報酬などのコストを必ず比較することです。
 
NISAは長期投資が前提となるため、わずかなコスト差が将来の運用成果に大きく影響します。

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だそうですが

まず、S&P500が米国の約500銘柄、オルカンが世界の大中型株約3000銘柄に分散していることを考えれば、投資の基本が「長期・分散・低コスト」に照らせばオルカンの方が最適解です(過去集中投資して成功したファンドを今から買うことが有効であるなら、過去成績が良かったアクティブファンドを買えば儲かることになりますが、残念ながら、そんなアホなことはありません)

1つ目は「債券型ファンド」はインフレ考慮後の期待リターンが1%しかないし、海外債券は金利平価説によって国内債券で運用したのと同じリターンしか期待できないのに、為替リスクを負うという理不尽な商品です

2つ目は「REIT(不動産投資信託)型ファンド」は株式インデックス(S&P500,MSCI-ACWI)に既に含まれている※1ので、株式インデックスを持ってるのに、別でREIT(不動産投資信託)型ファンドを保有するのは分散投資ではなく集中投資です

3つ目は「新興国株式ファンド」も既にMSCI-ACWIに既に含まれている※1ので、株式インデックス(MSCI-ACWI)を持ってるのに、別で新興国株式ファンドを保有するのは分散投資ではなく集中投資です

投資の目的は老若男女共通で第一に増やすこと、第二にできれば低リスクでなので、「何のために、いつまでに増やしたいか」という投資の目的と期間なんか別に明確にしなくていいと思います

※1
S&P500不動産セクターの時価総額上位5社
AMT(American Tower)
PLD(Prologis)
CCI(Crown Castle International)
EQIX(Equinix)
DLR(Digital Reality Trust)
これらはREITです