5年間で日経平均株価は倍以上に

こんにちは。株主優待好きの主婦、まる子です。今回は優待のお話ではなく、「もしも」シリーズ。今回取り上げる銘柄は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」(8306、以下三菱UFJ)です。

市場の乱高下が続いていた7月13日の東京株式市場で、三菱UFJの時価総額が約42兆円に達し、トヨタ自動車(7203)、キオクシアホールディングス(285A)などを抜いて初めて日本企業トップとなりました。
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まず、2021年の大発会時に約465円だった株価は、2026年7月に約3700円まで上昇しました。5年前に100万円で購入できた単元株は約2100株。この数字で仮定すると、評価額は約777万円になる計算です。株価だけでも7.96倍!得られる利益は、777万円から元手の100万円を引いて677万円です。

そして、これに配当が加わります。

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だそうですが

この記事は三菱UFJの時価総額が日本企業トップとなってから、後付けで分析されてますが、このゼロ金利でPBR1割れの状況から金利がある世界への移行で株価激増になったのは、三菱UFJだけでなく、3メガバンクならどれを買っていても同じようなメリットが得られました。


•「もしも」シリーズなので、本人は「買った」とは一言も言っていない

記事のタイトルは「5年前に《三菱UFJ株》に100万円投資した人の羨ましい現在」となっていますが、本文はあくまで「仮に買っていたらどうなっていたか」という机上の計算(シミュレーション)を述べているに過ぎません。

•「購入した人」を三人称で書いている

後編の記事でも、「当時購入した人はきっと『今後日本の金利は上がるだろう』と考えていたはず」「逆風の中で銀行株に投資し、大きな利益を得ました」と、自分ではなく別の誰か(架空の投資家、あるいは実際にいた幸運な他人)を主語にして語っています。

•プロフィールとの矛盾

まる子氏の公式プロフィールには「少ない資金をやり繰りしながら」「株主優待と株主総会参加に楽しみを見つけ」とあります。2021年当時に、優待のない三菱UFJに対して、主婦のやり繰り資金から「単一銘柄に100万円」をドカンと一括投資したとは考えにくく、キャラクター設定や投資スタイルとも乖離しています。

この手のマネー記事を読む際の注目ポイント

1.「タイトル」と「主語」のすり替えに注意する

メディアのタイトルは「~した人の羨ましい現在」と煽り気味に作られますが、執筆している専門家やライター自身がそれを実践したホルダー(株主)であるとは限りません。

2.「後出しジャンケン」でしかない

5年前にマイナス金利でボロボロだった銀行株を、先が見えない中で100万円分買い向かうのは当時としては相当なギャンブルでした。結果論から逆算して「ほら、こんなに儲かった」と見せる典型的な後出しジャンケン記事です。

読者に「自分もこれくらい儲けられたかも」「次は東京海上(次の銘柄)で同じことが起きるかも」と錯覚させるための演出(ストーリーテリング)として流し読みすべきだと思います

ちなみに私は分散投資の一環として3メガバンクの1つを持ってたので、爆上げのメリットは享受できました。
次の爆上げ銘柄を探すのではなく、次の爆上げ銘柄を探さない(分散投資を目指す)のが良いと思います(;'∀')