金融資産を積み上げても、幸せの実感には限界がある

「お金を貯めるほど幸せなのか」というテーマについて調査したデータがあります。「金融資産と幸福度を比較した調査(図表①)によると、金融資産が増えるにつれて幸福度は上昇しています。ただし、一定程度(金融資産500万~700万円以上)を超えると、その上昇率は大きく鈍ってくる傾向が分かります」と第一生命経済研究所の村上隆晃研究理事。

縦軸に幸福度、横軸に金融資産を取ったグラフでは、資産がない人の幸福度は4.9点。「金融資産500万円くらいまでは比例して幸福度が上がっていきますが、その先は横ばい傾向にあります」(村上氏)。確かにグラフは500万~700万円付近で5.9点、その後は4000万円付近で6.6点となっており、平行線をたどっています。

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だそうですが

はて「金融資産800万円」ぽっちで「幸福度が高止まり」なんてするんでしょうか?

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2023/cc/0301_1

NRIの富裕層ピラミッドで純金融資産保有額3000万円未満はバリバリのマス層(底辺)ですし

 

 


これまでの他のレポートで見られたのは「金融資産800万円」ではなく「年収800万円」ですし

https://diamond.jp/articles/-/322800

「年収800万円」「金融資産一億円」が幸福度の限界と言われてました

金持ち(金融資産が多い人)と、高額所得者(年収が多い人)を混同してる人は多いんですが、この記事の作者も勘違いしてる気がします(;'∀')

ちなみに「年収800万円」「金融資産一億円」が幸福度の限界となる理由は、そのあたりの年収や金融資産を超えると「お金が無くて困ること」が無くなるが、人間の頭は常に何らかの悩みで埋め尽くされるので、お金で解決できない悩み事(人間関係や、健康や、お金を持ってることによって生じる悩み)で頭がいっぱいになるからだと考えられます

ウェルギリウスの名言に「誰もがそれぞれの地獄を背負っている」がありますが、どんなに幸福そうな人にもそれぞれの地獄があり、お金では解決できない地獄のほうが多いんだと思います

ちなみに最近の私の悩みは「お金を上手く使えないこと」と「ホームシアターやスイッチなど、単身赴任生活を充実させるために買ったコンテンツを消費する時間が足りなくて寝不足なこと」です('◇')ゞ