金融正常化で業績が拡大する金融に投資する「ダイワ金融新時代ファンド」、S&P500上回るリターン獲得
2024/06/17 16:24

 「ダイワ 金融新時代ファンド」は、5月末時点で過去1年間のトータルリターンが66.48%と国内株式投信(ETF、通貨選択型除く)で最も高いリターンをあげた。この水準は、「TOPIX(東証株価指数)」の30.13%はもとより、米国の「S&P500(配当込み、円ベース)」の41.75%や「全世界株式(オール・カントリー)(配当込み、円ベース)」37.15%を大幅に上回る。国内の金融正常化の動きが進展する中で業容拡大が期待される金融にフォーカスをあてたファンドとして注目される。

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だそうですが

「金融にフォーカスをあてたファンドが国内株式投信で最も高いリターンをあげた」という記事を読んで思い出したのは「あのアクティブファンドは金融業を外してたので、さぞかし平均値であるインデックスにすら届かなかったんだろうなぁ」ということです

https://www.sawakami.co.jp/wp/wp-content/uploads/fund_report/port20240329.pdf

組入れ136銘柄は製造業ばかりで、金融業は見当たりません

TOPIX連動ETFと比較すると、過去1年、3年、5年、10年全てのトータルリターン年率で劣後してますし、劣後の差分が直近になるほど開いてる(1年:‐8%、3年:-5%、5年:-3%、10年:-2%)ということは、直近になるほど運用能力がどんどん劣化しているようです(ウェルスアドバイザーで「他のファンドや指数と比較」で選べるTOPIXは配当無しなので、TOPIX連動ETFの方がTOPIXより成績が良くなります)

 

 


インデックスファンドに比べてパフォーマンスが低いことに対して何か対策をしていますか?

2024.05.01 —40代 男性

回答者による回答:え? 設定来の25年間という長期では、さわかみファンドはインデックスファンド(この場合、日経平均株価やTOPIX)に大きく勝っていますよ

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だそうですが

設定来が勝っていたところで、25年前にタイムマシーンで遡って投資できなければ意味ないし、10年前から安定して負け続けていて、さらにその差が開きつつあることに対して、購入者が出来る対策は、25年前は短期間の集中投資で1.1%という高コストを跳ね返してインデックスファンドに大きく勝った過去があったとしても「短期・集中・高コストなアクティブファンドは買わない」しかないと思いますし、『「ダイワ金融新時代ファンド」、S&P500上回るリターン獲得』も同様と考えられます(;'∀')