ご飯と味噌汁のように積み立てる
私は、旧NISAと同様に、新NISAもしっかり使っていこうと考えています。投資信託協会の発表を見ると、私が旧NISAで投資してきたファンドは、新NISAの成長投資枠でも投資できるようです。それらの積立投資を、成長投資枠とつみたて投資枠の両方で行う予定です。

具体的な投資対象は、信託報酬が低いインデックスファンドの米国S&P500指数に連動するタイプ(*1)と、同じく全世界株指数に連動するタイプ(*2)です。この2本は純資産総額がずっと増加傾向にあり、前者は2兆6000億円超、後者は1兆5000億円超に達しています(2023年10月末時点)。そうした規模のメリットが、信託報酬を0.1%未満に引き下げられる理由になっていると考えられます。

私が利用している金融機関では、米国の個別株を積み立てることも可能なので、ファンド積み立てと並行して、成長投資枠では米国の個別株も積み立てようと思っています。また、旧NISAでは、個人的に注目しているインド株に投資するインデックス型ファンド(*3)も積み立てています。こちらも新NISAで積立投資を続けていくつもりです。

当社に相談に来られる方には普段、投資を食事に例えて説明しています。私たちにとってお米のご飯とみそ汁は、おいしさを追求するというよりも、身体に必要な栄養を毎日しっかりとるためのものではないでしょうか。投資もそれと同じで、ご飯とみそ汁に相当するベース資産を、淡々と積み立てていくことが重要です。

新NISAのつみたて投資枠の対象となっているファンドには、長期の積立投資に適した低コストのインデックスファンドがそろっています。お米の銘柄や味噌の種類にも好みがあるように、自分に合ったファンドを見つけてベースとなる資産を築いていきましょう。

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だそうですが

「具体的な投資対象は、米国S&P500指数に連動と、全世界株指数に連動です。」と言い切っておきながら、「成長投資枠では米国の個別株も積み立て」「インド株に投資するインデックス型ファンドも新NISAで積立投資を続けていく」って、どうするつもりなのか、よく判りません(;'∀')

ちなみに、投資を食事に例えて説明するなら、全世界株指数には既に60%の米がバランスよく入ってるのに、そこにおかずなしの白米パックを追加したり、2%しか占めずカレー風味のおかずが適正だったのところにインドカレーを追加するのは、栄養と味のバランスを崩すだけです


「自分に合ったファンド」なんてものは販売戦略でしかないので、商品でリスクコントロールするのではなく、「長期・分散・低コストという投資3原則で考えれば世界中の誰にでも合う」全世界株インデックスファンドに投資する金額でリスクコントロールすれば合理的だと思います