一方のインデックスファンドは、同じ指数に連動するものであれば基本的に運用成果はほとんど変わりません。コスト(信託報酬)の差にさえ注意すれば、選択はそれほど難しくないといえるでしょう。しかも日経平均株価やダウ平均株価の推移はテレビのニュースなどでも報道されるため、値動きがわかりやすいというメリットもあります。そのため、投資初心者であればまずインデックスファンドから入り、慣れた段階でアクティブファンドを追加するのがおススメです。

---
だそうですが

まずインデックスファンドを紹介して、それに対してアクティブファンドを紹介してますが、歴史的には150年程前に英国で投信が誕生してからはアクティブファンドしかありませんでしたが、ほんの50年前に米国で誕生したのがインデックスファンドで、現在では米国内の米国株運用ファンド運用額の半分はインデックスファンドという状況です

 


アクティブファンド運用者を含む世界中の投資家が「より有望と思われる銘柄のみを選択することで」売り買いして、この値段ならお買い得(高すぎる)とバランスした値がインデックスなので、この世のアクティブな運用者の半分はインデックスに勝って、半分はインデックスに負けますが、高い信託報酬が影響してアクティブファンドの半分以上はインデックスやインデックスファンドに負けます。

購入前にアクティブファンドの良し悪しを見極める方法なんか存在しないので、購入前から平均して負けることが確定しているアクティブファンドは初心者だろうが、慣れた段階だろうが、追加しないのがおススメです

販売会社としては100万円の投信を売って、信託報酬1.628%の投信なら0.803%の販売会社取り分で8030円/年の手数料が毎年得られますが

信託報酬0.0561%の投信だと0.0187%の販売会社取り分で187円/年の手数料しか毎年得られないので

「慣れた段階でアクティブファンドを追加するのがおススメ」したい事情は分かるんですけどね(;'∀')

---
銀行によって表現は異なりますが

 


Q 株式の投資信託には「パッシブ運用」と「アクティブ運用」があると聞きましたが、どちらを買えばよいのでしょうか。選択の基準を教えてください。

A 初めての人はどのアクティブファンドを選べばよいかというのは、難しい選択になると思います。その意味で、パッシブファンドの選択をお薦めします。パッシブファンドであれば運用成果は運用会社によって大きな違いはありませんので、手数料の安いものを選べば良いと思います。

---
MUFJ信託銀行は「慣れた段階でアクティブファンドを追加」と言いたい誘惑を断ち切ってるので好感が持てます(;'∀')