実はリーマンショック直後は、金も株式などと同様に大きく売り込まれました。あの時は現金が何よりも一番だったんですよね。ところがところが、いち早く価格が立ち直ってきたのが、実は金です(グラフ参照)。

当時、運用資産のうちいくらかを金で保有していれば運用資産全体としてみた時に全体の動きが緩和されたわけです。言い方を替えれば、金は「全体を補完する」”保険”のような役割を果たすと期待できます。

グラフからはたまたまかもしれませんが、今現在も海外株式と同じぐらい好調な値動きになっているのが見て取れます。

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だそうですが

「グラフから今現在も海外株式と同じぐらい好調な値動きになっているのが見て取れ」るのは「たまたま」ではなく、そのように見て取れる期間を切り取ったからです(;'∀')

たとえば金が天井を打った2012年9月を0として海外株式と比較すれば、今現在では圧倒的に不調な値動きになっているのが見て取れます

参考に同じ信託報酬0.28%の「SMT ゴールドインデックス・オープン(H無)」三井住友TAMと「DC外国株式インデックスファンド」三井住友TAMの過去1年、3年、5年のトータルリターンを比較すると買ったり負けたりでしたが、

更に長期(200年くらい)の長い期間で見れば、金は現金よりはマシだが稼ぐ能力は株式より遥かに劣るので、金には手を出さなくてもいいと思ってます



「金は見栄えは良いが、全く働かないパートナーで、誰かに盗まれないか心配だからと、金庫に預けても、投信にしても手数料がかかる」と故山崎元さんが言ってたような、、、(;'∀')