――「NF・日本成長株アクティブETF」と「NF・日本高配当株アクティブETF」は、「グロース投資」「バリュー投資」とどのように関係するでしょうか?

「『NF・日本成長株アクティブETF』は、これからの成長が期待できる銘柄を組み入れ、キャピタルゲイン(株価の値上がりによって得られる利益)を軸とした資産成長を目指しているので、まさに『グロース投資』といえます。将来に向けた資産形成を考える世代にとっては、メインの戦略となると思います。

一方、『NF・日本高配当株アクティブETF』は、中長期的に安定した配当を出せるであろう銘柄を組み入れ、インカムゲイン(株式の保有によって得られる配当収益)を軸としたトータル・リターンの獲得を目指しているので、『バリュー投資』のひとつといえます。既にある程度の資産があり、それをもとに定期的に配当金を受け取りたいと考える方々にとって、利用しやすいのではないかと考えています」
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――先ほど世代によって「グロース投資」「バリュー投資」は分かれるという話がありましたが、長期で持つことを考えると、あまり縛られなくてもよさそうですね。

「そうですね。どちらの銘柄も最低投資金額は約2000円と低額なので、2本をあわせて持つ選択肢もあると思います。『グロース投資』と『バリュー投資』は逆向きの戦略で、例えば金利が下がる局面では『グロース投資』が優位、金利が上がる局面では『バリュー投資』が優位になるといわれます。長期で保有する場合は金利上昇・金利下落のどちらの局面にも備える観点から、2つとも持つ選択肢も検討してみてほしいですね」

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だそうですが

「『グロース投資』と『バリュー投資』は逆向きの戦略」ですが、これまで金利が下(上)がったつぃても、これからも金利が下(上)がり続けるかどうかなんて、誰にも判断できないので、最適な市場に合わせて戦略を機動的に変更なんて「できたらいーやねーちゅ-ただけやが」(岩倉父)です(;'∀')

また「2つとも持つ選択肢」も検討すると、ETFの最大メリットである低コスト(販売手数料を信託報酬に含まずに済む)を放棄することになります

https://www.nomura-am.co.jp/fund/pros_gen/Y2142083.pdf
NF・日本成長株アクティブETF
年 0.6875%(税抜年 0.625%)以内

https://www.nomura-am.co.jp/fund/pros_gen/Y2142084.pdf
NF・日本高配当株アクティブETF
年 0.5225%(税抜年 0.475%)以内

https://www.nomura-am.co.jp/fund/pros_gen/Y2141306.pdf
NF・TOPIX ETF
5 兆円以下の部分 年 0.0968%

ちなみに、会社の企業型DCの選択ファンドにTOPIX連動インデックス、日本株バリュー、日本株グロースと3本もの日本株ファンドがあって、その2004年12月~2023年12月の20年運用実績が手元にありますが、短期的に日本株バリューがインデックスファンドに勝ったり、日本株グロースがインデックスファンドに勝ったり、はするものの20年実績ではしっかりインデックスに負けてました

ためしに日本株バリュー、日本株グロースを半分づつ持つ(2つとも持つ選択肢をとる)と、20年間常にインデックスファンドに負け続けるという愉快な結果になりました(;'∀')