指数の特徴
―具体的にはどうやって稼ぐ力を持った企業を選定しているのでしょうか?

宮原社長:
東証プライム市場の時価総額上位銘柄のうち、「資本収益性」に着目したエクイティ・スプレッド基準と「市場評価」に着目したPBR基準で、計150社を選定します。エクイティ・スプレッドとはROEから株主が期待するリターンである「株主資本コスト」を差し引いた値であり、PBRは株価が1株当たり純資産の何倍かという値です。

小松社長:
エクイティ・スプレッド基準は、投資家の期待を超えて稼いだ企業群、PBR基準は、投資家から将来の稼ぐ力を評価された企業群と言えますね。

宮原社長:
はい、そのとおりです。エクイティ・スプレッドは営業実績として創造された付加価値、PBRの1倍を超える部分はいわゆる企業の非財務資本によって創造された付加価値であり、多面的に企業の稼ぐ力を評価しています。

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だそうですが

商品説明を見てみると

 

 


TOPIXが2000社への分散投資なのに比較してJPX150は150社への集中投資で

10年実績(遡及試算)でTOPIXに負けてて

単年リターン比較で4勝6敗(4勝のうち2勝はマイナスリターン)

特に2022-23年でTOPIXに大負けしてますが、これは「東証がPBR1倍割れ企業へ改善要求」を受けた企業の改善(株価上昇)を既にPBRの1倍を超える企業だけに集中投資していたJPX150は享受できなかったからと考えられます

 


いったい誰が買うんでしょう?(;'∀')

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とはいえ真逆のPBR1倍割れ企業に集中投資しても、今後も儲かるとは限らないので

 


どちらかを選ぶのではなく、どちらも(すべてを)選ぶのが最適解だと思います