対象指標の概要

Morningstar®日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数℠は、ESG評価において高いスコアを得ており、配当利回りが高く、優れた事業から利益を生み出し質の高い配当を支払う日本企業で構成される株式インデックスです。
Morningstar日本株指数*を構成する銘柄をユニバースとし、企業不祥事、流動性、ESG評価、配当支払い実績、財務健全性によりスクリーニングを行ない、過去12ヵ月間の配当利回り上位25銘柄が構成銘柄となります。
各銘柄は配当金額加重により構成比率が決定されます(ただし、1銘柄あたり最大10%)。
原則として年2回、指数構成銘柄および構成比率の見直しを行ないます。

新しいETF組成の思い
グローバルX Morningstar 高配当 ESG-日本株式 ETFは、日本に上場する銘柄の中からESG評価において高いスコアを得ており、配当利回りが高く、優れた事業から利益を生み出し質の高い配当を支払う企業により構成されるETFです。

当ETFは高配当株ETFとしては国内で初めてESGを考慮したETFであり、投資家の皆さまに新たな選択肢をご提供したいとの思いから当ETFを組成するに至りました。

新しいETFの特徴
今回新しく上場する「グローバルX Morningstar 高配当 ESG-日本株式 ETF」は、「Morningstar®日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数℠」への連動をめざしています。

連動指標のパフォーマンス
【Morningstar®日本株式サステナビリティ配当利回りフォーカス指数℠のパフォーマンス推移】

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だそうですが

FTSE全世界株なら世界の約9000銘柄に分散投資していますが、世界時価総額で6%しか占めない日本株から、更にESG評価において高いスコアを得ており、配当利回りが高く、優れた事業から利益を生み出し質の高い配当を支払う日本企業の上位25銘柄に集中投資なんかしたら、ダメな成果しか期待できません

普通こういう宣伝記事の実績を出すなら、世界株やTOPIXと比較して優れた成果を残せた期間を切り取って、都合の良い比較をすることで、この指標が優れているかのような見せ方をするもんですが、なぜかこの指数単独の成果しか出てないので、FTSE全世界株の年次パフォーマンスと比較するグラフを描いてみると


「日本の良い株式上位25銘柄だけに集中投資する」というだめっぽいETFは、やっぱりダメという実績が出てきました(;'∀')

「良い株式」には「良い株式なりの高値」が、「悪い株式」には「悪い株式なりの低値」がついてるので、良い株式だけに集中投資して、年2回、指数構成銘柄および構成比率の見直しによる売買コスト負担と売却時の課税負担なんかせず、世界平均に分散投資しながら売買をせずにじっとしてたほうが勝てる確率が高いし、実際に勝ってたんだと思います