――注力している分野はありますか。

「対面アドバイスへのニーズをとらえるため、独立系金融アドバイザー(IFA)チャネルにも力を入れている。口座数・預かり資産残高とともに契約アドバイザー数も順調に伸びている。IFA経由で長期・分散投資の重要性をしっかりと説明しているため、インデックス型だけでなく、アクティブ型(積極運用型)やバランス型、ファンドラップなどの提案・販売も進んでいる」

「オンラインセミナーなどを積極的に開催し、投資家への情報提供に努めている。米国一辺倒の投資など、一つのアセットクラスに集中する投資が多いことには問題意識を持っており、長期・分散投資を根気強く啓発していく。1年弱の時間をかけて資産運用の基礎を学べる『資産づくりカレッジ』を開催したり、投資家に応援したいファンドを選んでもらう『ファンドアワード』を毎年実施したりと、インデックスかアクティブかなどの型にとらわれない優良な投資手段も発信していく」

・・・
――今後の見通しについて教えてください。

「現在の口座数は860万口座まで増えており、保有金融資産もお客様によりさまざま。今まで十分なアプローチができていなかったアッパーマス層(預かり資産残高1000万円以上3000万円未満)やマスアフルエント層(同3000万円以上1億円未満)などの中間層を、どのようにカバーしていくか社内で検討を重ねている」

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だそうですが

この文章から分かるのは、独立系金融アドバイザー(IFA)が間に入ることで「アクティブ型(積極運用型)やバランス型、ファンドラップなど」の「客にとっては合理的ではないが、IFAや楽天証券の手取りが増える」無駄な商品を買わされるということです

そもそも、他人(IFA)に「何に投資すれば良いでしょうか?」なんて聞くということは、他人(IFA)にとっては「私は投資にうといので、騙されても判りません」と告白しているのと同じなので、IFAには絶対に近づいてはいけないと思います

ところで
・アッパーマス層(預かり資産残高1000万円以上3000万円未満)
・マスアフルエント層(同3000万円以上1億円未満)
だと?

有名なNRIの純金融資産保有額層でいうところの


楽天証券「アッパーマス層」=NRI「マス層(3000万円未満)の上位」
楽天証券「マスアフルエント層」=NRI「アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満)」+「準富裕層(5000万円以上1億円未満)」

ですな、、、「アッパーマス層に向けた商品」と言ったときに、楽天証券の定義(1000万円以上3000万円未満)なのか、NRIの定義(3000万円以上5000万円未満)なのか混乱するから、新たな層別を作るのはやめてほしいもんです、、、

 

と思いながらも、聞きなれない「マスアフルエント層」で検索してみると、なんとNRIの親会社である野村HDの記事が出てきました

野村証券は2019年に顧客をニーズ別に「法人オーナー」「富裕層」「マスアフルエント(準富裕層)」など大きく4つの層に分け、、、

 

もう何が何だか、、、(;'∀')