カイロ発の夕方の便で行って、ダマスカスに着いたらもう暗くなっていた。
空港から一番安い交通手段であるバスを利用して
30分くらいかけて市内まで行った。
初めの10日間くらいはバックパッカー御用達のホテルに泊まったが、
その後はホームステイを試みた。
シリア方言が気にいってしまい、家庭の中でなら自然に学べるかもしれない
なんて思ったためだった。

ホームステイ先は、文房具屋で偶然知り合った女の子の家。
試しに泊まりに行ってみてビックリした。
19歳の彼女を頭に、17、15、13、11、、、
と2歳おきに10人も兄弟がいるのだ。

そして、その家(?)には奥さんも二人いた。
第1夫人と第2婦人だ。
第1夫人には6人子供がいて、一番年下が男の子。
第2夫人には4人子供がいて、やっぱり1番年下が男の子だった。
夫は、道端でタバコを売っているだけにしては、
結構稼いでいるのだろうか??いつも謎だった。
一人目の奥さんは専業主婦で、二人目の奥さんは働いていた。

イスラームの教えでは、奥さんは皆平等に扱われなければならないことになっている。
それで、二人とも同じものを所有している。
例えば、洗濯機、ガスコンロ、冷蔵庫、テレビ、箪笥、机、、等など。
全て二つずつある。
部屋も一人の奥さんにつき20畳くらいの広さの部屋が一つ。
夫も、夜寝る時は順番に双方の部屋を行ったり来たりしていた。
ひょっとして二人の息子たちも、、、
それぞれの奥さんに一人ずつ生まれるまで頑張ったのだろうか。