夕木春央さんの「方舟」を読みました。
書店で衝撃のラストみたいな文字を見かけて気になりました。
確か、帯に有栖川有栖さんのコメントもついていましたし、
ストーリーの説明を読んで興味を持ったと言うのもあります。
で、読み終わってみて。。。
今の作家さんは大変だなと。
昔のアナログな時代なら密室、孤立状態を舞台にするのも作りやすいですよね。
固定電話回線のケーブルを切断すれば外界との連絡が取れなくなったのが、
今だと1人1台スマホを持っている訳ですから、読者が納得する電波が届かない
状態を考えないといけない訳ですし。
今回は山奥&地下施設と言う状況で実現しています。
そんな中、事件が起きる訳ですが、変に書くとネタバレしそうなので、
気になった方は実際に読んでみてくださいにしておきます。
人によってはモヤモヤ、スッキリしないかも知れませんが、
私的には、そう来たかぁとなったのと、色々な伏線がパッと解決して
スッキリしました。
私が知らなかっただけで、2022年のミステリーの賞を受賞した人気作、有名作みたい。
私みたいに知らなかった方、未読の方、ラストに驚きたい方は読んでみてはいかが?