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ここは夏(4~9月)しか営業しないので、冬には食べたくても食べられない
(行かれる方はご注意を!)
シーズンだからか15時頃に行ったのに結構人が多かった。
今の社長さんは4代目で、1代目は1905年に平壌で開業したらしい。
2代目は朝鮮戦争の時、釜山に移転して、3代目から大邱のこの場所で営業をしている。
韓国では数少ない100年以上の歴史を持つお店
大邱に移転した3代目の社長さんについても書かれている。
韓国のグルメを探すときの目印となるブルーリボンが4つもあった
入口の方には大きい鍋があってずっとスープを煮ていた
24時間煮続けるのかな…?
メニューはスープのある평양냉면「平壌冷麵」、辛いソースの混ぜ冷麵である함흥냉면「咸興冷麺」がメインで、갈비탕「カルビスープ」もあった。
そこに豚肉をコチュジャン炒め、牛肉の煮物、プルゴギなどの料理もあった。
僕たちはせっかくなので、冷麺2種類とカルビスープ、牛肉の煮物を注文!
先に出てきたのは牛肉の煮物。
牛肉とネギ、キノコをニンニクやごま油などと和えたもの。
韓国にしてはニンニクが控えめで、牛肉も脂っぽくなくたんぱくで美味しかった
意外とうけたものはこのカルビスープ
多分、外で煮込んでいたスープで、冷麺とスープの素は一緒だと思う。それを温かく楽しめる感じ
骨付き肉もしっかり厚みがあって、柔らかくて美味しかった
次に出てきたのがこの店のシグネチャー平壌冷麵!
麺はそば入りの麺で、上には酢漬けの大根ときゅうり、牛肉、梨とゆでたまごが乗っていた。
本場の平壌冷麵なだけあってとてもシンプルで、たんぱくな味
しっかりうまみはあるけど、他の味が薄い感じなので素材の味を楽しむことが好きな人はとても気に入ると思う
逆に言うと刺激的な味が好きな人は物足りないと感じるかも。
そういうことで、韓国の中でも実は平壌冷麵は好き嫌いが結構分かれる
刺激が欲しい人にはこの함흥냉면「咸興冷麺」がおすすめ
これはスープの代わりに辛いソースが入っていてそれを混ぜて食べるもの。
平壌冷麵には牛肉を乗せるけど、ここには干しタラを乗せる。
麺には葛を入れるので、平壌冷麵より歯ごたえがあってもちもちする
流石、有名店なだけあって有名人のサインも結構あった。
2階にも席があるらしいけど、行った日はまだしまっていて上がることはできず…