広東語で「問題ないよ!/No Problem」を
モウマンタイ(冇問題)
と言います。
この広東語、意外と日本で浸透しているんです。
きっとそれは、彼の影響!!!
1999年に公開となった映画
【無問題/モウマンタイ】
はお笑い芸人・ナインティナインの岡村隆史さん主演のコメディアクション映画。
ちょうど香港に住む頃に話題になった映画だったので、私にとっても思い出深い作品のひとつ。
香港に住み始めて少しして、中環で【無問題2】の撮影現場に出くわしました!
さて、どんな映画かというと・・・
<あらすじ>
香港映画マニアのチビ男・川口大二郎。
彼のただ一つの自慢は美人のガールフレンド・玲子であったが、ある日彼女が「香港にあるジャッキー・チェンの事務所で仕事をさせてもらえることになったので別れる」と、書き置きを残して一方的に出ていってしまった。
大二郎は玲子とよりを戻すために香港へ旅立ち、
スタントマンをしている友人の阿部健一を訪ね、撮影所で働かせてもらえるよう都合をつけてもらう。
ということで、日本の映画ですが香港が舞台。
2000年頃の懐かしい香港の風景もたくさん!
この頃ってある意味、第二次香港プチブームが日本に起こっていたころですよねー。
ビクトリアピークからの風景。
九龍半島の建物がまだまだ低いぞ!
九龍に啓徳空港があった頃は、尖沙咀・紅磡辺りでは20階建て以上の建物の建設が出来ませんでした。
空港がランタオ島に移設して以降、高層ビルが出来たんです。
岡村演じる大二郎の元カノ玲子役の佐藤康恵さん。
現在は結婚してママさんに!
大二郎が香港で暮らしている部屋に忍び込んできた、中国から密入国してきたリュウチンこと、ジェシカ・ソンは台湾出身のアイドルでした。
結婚してお子さんもいるそうです。
私の大好きな香港人俳優の呉鎮宇(フランシス・ン/ン・ジャンユー)もで出演してます。
やっぱこの人好きだなー。
彼はマフィアの役が多いけど、こういうスケコマシ役もあり?
懐かしいー!
ブルース・リー・カフェ
行ったよ、行ったよ!
このお店は映画『ドラゴンへの道』でブルース・リーと共演したジョン・ベン氏がオーナーとなってオープンさせたお店です。
ブルース・リーゆかりの展示品などもあって、日本人ファンが多く訪れる店でした。
いつのまにかオーナーがインド人に代わり、2001年くらいにあっという間に姿を消した幻のカフェです。
こういうカフェ、復活して欲しいなぁ。
ここは大二郎が住む唐楼。
この場所、太子です!!!
花園街と太子道西の角だよぉー!!
私がちょうどいた頃なので、より思い入れがあるというか「あぁ、こうだったよなぁ」という香港の風景がたくさん詰まってます。
岡村氏が当時のバラエティ番組で香港での撮影秘話とか良く話してたんです。
サモハンに連れて行ってもらったお店で美味しくてはまった、豬の油かけご飯の話とか。
たぶん、チャイ・ランさんがオーナーの『粗菜館』の「豬油撈飯」ではないかな。
90年代後半の香港が楽しめます!
日本映画だけどロケ地香港っていうのも、香港が楽しめていいですよね
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