前の記事で、※4を忘れました(´･ω･｀)
追記してますので、すでにおわかりかとは思いますが、念には念を
そして 
またもや自爆です
今日は目出度い日だ。テホグンの五年越しの想いが成就した日なのだから。
…なのになんで目から水が、後から後から出るんだよ。
トルベさん…笑ってください。俺、泣いてるんですよ。
一生忘れませんから俺…あの日のこと。
新入りの于達赤が部屋にいるって騒いで、テホグンを部屋に連れてきた時…
可愛らしかったですよね、医仙さま…
みんながやんややんや押すもんだから、俺、潰れちまって…
…でもって、
一瞬空気が凍りつきましたよ。
後で、ああいうときでもテジャンは凜々しいですよねって言ったら、トルベさん、俺ら半端役とテジャンを比べるもんじゃない、ってひと言…
その直後のことです。
俺ら若手がエヘラエヘラ騒いでいたとき、
どこからともなく現れると…凄んで言いましたよね。
背が高いからか、俺、頭殴られたの初めてで、
思わず言い返しちゃったんですけど、トルベさんものスゴイ勢いで、
それでも俺、まだヘラヘラしてたら、今度は…
尻まで蹴飛ばされましたっけ。
そして…
テマンがサルみたいにすべり降りるのを見届けてから、
そこからじゃ見えないはずのお二人のことを、仁槍（※）を手にしたまま見つめていらした。
ちょっとの間だったのか、それとも粘ったのか、場を離れちまった俺には知る由もなかったんだけど…
へへへ 
☆☆☆ 仁槍で透視・スタート！ ☆☆☆
手を握ったのかっ！ よしよし
おっ、見つめ合ったのか…クソっ、聞こえねえぜ！！！ 仁槍よ、頼む！
な、なに？！ 前提の共有からきましたか
…ですね
そうそう、その順番ですって
おいしいところは最後に、が口説き文句のテッパンです
クッ！ そうきたか
テジャン…俺、泣けてきました
・・・（トルベ男泣き）
医仙さまの返事は？！
仁槍、もっと感度を上げろっ！！！
ですよぉ
いきなり冷たい態度は取るわ、勝手にいなくなるわ
まあ、それもテジャンを想ってのことだってわかってますから
流石はテジャンです
・・・（トルベ再び男泣き）
・・・（トルベ激しく男泣き）
します、しますとも！！！ ですよね医仙さま！
…んんん？ 見えない聞こえない
仁槍、またかよ…
☆☆☆ 仁槍で透視・仁槍が力尽きたために終了 ☆☆☆
その仁槍の持ち主となった俺ですが、今じゃ意思疎通も出来るようになりました。トルベさんが残した声も全部聞いちまいました。
もう、一番の野次馬はトルベさんだったんだ。
グジュグジュ（トクマン、涙と鼻水を啜る）
俺、この仁槍に、今日のお二人の姿を刻み込みます。
空の上からトルベさんが見ていてくれることを信じて…
トクマニ、ありがとよ…
チェ・ヨンとウンスの婚姻の宴が行われた日…
トクマンには、トルベのそういう声が聞こえた気がした。
終わり
※仁槍とは：ご挨拶 と オマケ 恋は曲者粋なもの…番外編 に登場した透視力のある付喪神で、トルベの実家に代々伝わってきた、という設定です。
もうホントにスミマセン！！！
あの時のトルベが書きたくて…
そして間に合った！！！
憧れのプロポーズある？
トルベさん、やっぱり「俺の傍にいてくれますか？」ですよね？！
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