今日はお彼岸の中日です。ある方から「今日、本覚寺に来れて良かった」というお言葉を頂きました。


昨年、自覚症状もなく急激に血糖値が上がったことにより緊急入院され、医者からは退院出来ないか、退院出来てもまともな生活は送れないと伝えられていたそうですが、無事退院することが出来て後遺症もなく元気に生活出来ているとのことでした。


「本覚寺で供養を行っているお陰なのか、お護りを頂いていることを実感しています」(取意)


と仰っていました。本当に元気になられて良かったですが、今後も健康に気をつけて無理せず生活を続けて頂ければ幸いです。


本覚寺合祀墓のリニューアル工事の際も思ったのですが、亡くなられた方々は今もあの世で私達の行いを見守っていらっしゃるわけですから、私達は亡くなった方々のために精一杯の供養を様々な方法でお勤めすべきです。


これを怠ることは、亡くなられた方々を第一に考えないことになりますので、当然のことながら、あの世の方々も私達を第一に考えず、ご加護も頂けなくなってしまいます。


亡くなった方々を大切にするということは、巡りめぐって今この世に生きている人々を大切にすることに繋がります。お彼岸とは亡くなった方々ファーストで生活する1週間と言えましょう。


その為にも、菩提寺のお彼岸法要には必ず参拝すべきなのですが、実際に参拝される方はごく僅かです。とても悲しい限りです。