本衣肩紐の補修。 | ★広島県広島市中区十日市町にある日蓮宗本覚寺住職の活動記録★

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本覚寺住職(2019年11月5日就任)の日々の活動を中心に呟きます。

私が普段着用している冬用の白本衣は、26歳の時から使用している年期の入ったものです。先日、肩紐を結ぼうとしたら、いきなり切れてしまいました。どうにか応急処置をしていましたが、あまりにも使い勝手がイマイチで困っていました。

本来であれば、専門業者に修理を依頼するのですが、肩紐を替えるだけでもかなりの金額を要求されます。

そこで、近所の手芸店に行き、代用となる紐がないか尋ねたところ、ポリエステルの紐なら同じくらいの太さのものがあるということでしたので、早速購入して、千切れた肩紐から付け替えました。

白色でも若干の違いがありましたが、許容範囲だと思います。実は本衣自体がかなり経年劣化しているので、いつかは買い替えなければなりません。

ちなみに、私達僧侶が着用している法衣はお寺の財産であり、個人所有のものではありません。つまり、こうした法衣の購入費用は、檀信徒・有縁の皆様からお預かりしたお布施によって賄われています。