心を書けば、千の詩 -3ページ目

心を書けば、千の詩

自作の詩を載せてます。日本語は母国語じゃないから多少ミスあるがドンマイ。



微弱に光る星屑

特別な名をつけて 秘密を託せば

月が満ちて 欠けると共に

僕から離れ 消えては

どこかの海に浮かび

見渡す誰かに 瞬くでしょう


ホコリまみれの あの双眼鏡

壊れたレンズの中 僕らが抱えきれなかった

たくさんの夢 いびつで。


なんて苦しい世界に産まれ

皆生きているんだろう

何十年何往復の旅を終えても

いつものように 僕は夜が眠れない。


美しい 言葉を並べて

虚しい 心を綴った

涙いっぱいで 出来た愛を

受け止めてほしくて

指でなぞった生命線は

一度も君のことを
 
繋ぎ止められなかったけど



なんともなかったのに

とても痛くて

とても居くて

とても話したくて

とても離したくて

なんせ寂しいと孤独は違うから

僕は寂しくなんかないから

君がいる夜の海に瞬く

涙いっぱいで 出来た愛が

美しい孤独を 繋ぎ合わすように

今夜どうか  眠らないで?




この世を 

生きぬくのに
どれほどの

孤独が必要


心は壊されて

変わってしまっても

痛みを忘れる

ことはない


人はみな同じ 

愛をもらうわけじゃないから

人はみな同じ 

涙も泣いたりしないから


ひとりよがりの 苦痛など

誰が大切に

覚えててくれるの?


広すぎる世界を

目の前にして

ぼくらはこの町で

全てを無くす

運命。




青ざめた顔したピエロ

笑えないまま君の声を真似て

魔法言葉のような演説

偽物の恋物語、おしまい。

いつか覚えた手話のように

蝶となって君の手が離れた。

嘘泣きの観客オベーション

眩しい光いっぱい浴びたら

其処から見えるのは何?

大袈裟に愛を唱えて

真っ赤な口を歪ませる

消えそうにない傷

腕を隠したように

皮肉にも心は愛することを

ただ忘れてゆくだろう。