心を書けば、千の詩

心を書けば、千の詩

自作の詩を載せてます。日本語は母国語じゃないから多少ミスあるがドンマイ。

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恋をして 滅びる命なら

 

短い生命線

 

悪く思わないのに。

 

誰にも知られない 手品で

 

君を繋ぎ止めたら

 

運命のあやとり

 

墨に彩られた指先に

 

君の名を赤く切り刻めば

 

派手に泣いた僕の上には

 

目覚めればいつもの

 

広い 広い あの空

 

青い 青い あの空。

 

 

 

今も 愛が 苦しい。

 

今も 君が 愛しい。


枯れ葉が舞う季節に

積み木を燃やして 此処に僕らが居たって

花を残そう。

大切な全てを乗せて

新たなる地へと向かう

方舟は 灯台の明かり見えないまま、

離さないと言った手が離れてゆく

恋を閉じ込めて 眺めた ジオラマ

君の分だけ ごちゃごちゃのは何故?

皆に見せないと約束したのに

ね、皆に触られて 壊されて 遊ばれては

元に戻せない ジオラマ。

離れないと言った君は何処へ?

幼稚な遊びで一緒に作った ジオラマ

君の分だけ全部

ごちゃごちゃだから

誰も 知っちゃいけない

二人だけの秘密の

恋が壊れてゆく 見世物のジオラマ。






神様が居なくなった街に

何年ぶりの 長くて厳しい冬がくる。


心の傷 一つも塞げないまま

あなたの記憶を

どこに埋めばいい?


手を合わせて 交わした

約束の枯葉が 冬風に舞い散る

遠い昔の あの大雪のように

慣れたはずのさよなら 吹雪く


嘘に恋に夢に幻に

美しくて冷たいのはあなただけじゃない。


離れ離れにならないように

あなたの笑い声がする方へ

名前をいくら呼び続けても


この街 白く埋もれたら


もう何も 聞こえなくなった。