スイスのマイエンフェルトから一気にイタリア国境を越えてしまおうと、ロードトリップ3日目にして、この日は村上家初となるイタリアはファッションとデザインの街ミラノに突入。車で走りながら宿を予約しました。
観光に興味のない我々でもミラノという都市名ぐらいは聞いたことがあります。
Wikipedia引用:ミラノ
イタリア北部にある都市で、ミラノ県の県都およびロンバルディア州の州都である。イタリアを代表する世界都市の一つ。北イタリアに位置し、商業・工業・金融・観光の街として国際的に著名な世界都市である
イタリア国境を越え適当なサービスエリアで軽く食事をし、だんだん日が暮れ、ミラノに到着したのは夜23:00過ぎ。
押さえた宿の周りはネオンの灯りとアジア系の飲食店が立ち並ぶエリアで、車を停めるスペースがなかなかなかったのと、エアビの鍵のありかがなかなか見つけられず、夜中のミラノのとある街角で、蒸し暑い中オランダではあまりいない蚊に刺されないようにみんな体をよじりながら何とか鍵をゲットし、到着から約30分後ぐらいにエアビのアパートに入りました。
イタリアの一泊目の宿は部屋数が多く割と清潔且つほどほどの料金で、ホッと一安心。
車から荷物を運び終え、宿から少し離れたネットで見つけた24時間営業の有人駐車場に僕一人で車を停めに行き、少し治安に不安を覚えるような街を足早に徒歩で宿に戻っている最中に妻から「ブレーカーが落ちて電気がつかなくなった」と電話がかかって来ました。
宿に戻ると部屋は真っ暗でアパート自体の廊下の電気やエレベーターは動いていたので停電ではないようでした。
どうやら夜食の為に電子レンジと湯沸器を同時に使用したことが原因っぽかったので、スマホのライトで照らしながらブレーカーを見つけレバーを上げ下げするも一向に復旧せず、エアビのオーナーに状況を伝えつつ、ブレーカーが機能していない動画を送ると夜中にも関わらずきちんと対応してくれたものの、業者に来てもらうにも明日か明後日になってしまうとのこと。
#まあ当然
夏の夜のミラノは冷房なしではとても過ごせそうもなく、全額返金という約束を取り付けて急遽宿と駐車場をキャンセルし、せっかく運び込んだ荷物を車に積み直し、別の宿を探さなければならない状況に。
時刻は既に0時を回っており、今からだとホテルでないと対応してくれないななど妻とディスカッションし、翌日に予定していたミラノ観光はすっ飛ばして夜走れるだけ走って距離を稼ぎ、翌日の宿泊先に早めにチェックインしゆっくりしようという作戦に決まりました。
こういったハプニングの時に燃えて来るポジティブな性格の私はどこかワクワク。
明るいうちのミラノの街を見れないのは少し残念でしたが、今回は縁がなかったと諦めて次に進みます。
子ども達は車内で眠りにつき、夜のイタリアの高速道路をかっ飛ばし、大きめのサービスエリアで朝まで眠ることに。
この旅唯一の車内泊となってしまい、身重の妻にとってはあまり良い環境ではありませんでしたが、これも行き当たりばったりのこのロードトリップの醍醐味かとまたポジティブに捉えます。
先程の宿でとっとと一人だけシャワーを浴びた生真面目な次女の一人勝ち状態の3日目でした。
To be continued