私がオルカンに投資しようと思ったきっかけは、経済評論家の山崎元さんの影響です
山崎元さんと言えば亡くなる直前に「新NISAはオルカン1本で良い」と語られたことで有名な方
当初はあまり深く考えず、「全世界にベットしておけばハズレはないだろう」くらいの気持ちでした
でも昨年は、「S&P500の方が高リターンなのに、下落するときはオルカンも同じくらい下げるから、もしかしたらS&P500の方がいいのでは」と思うようにもなりました
同じように考えてる方も多かったですしね
それに最近でいうと、トランプ砲や日銀の利上げで相場を取り巻く環境は複雑になり、考えがブレることも多いです
そして何周も周って考え出した結論がこれ
そもそも株式に「絶対&正解」というものは存在しない
例えば「20年以上投資すると絶対損にならない」と言うユーチューバーが多いけど、データ期間60年に対して独立している20年間は3つしかないので、それでは何の証明にもなりません
だって、20年かけて元本を2倍にして、21年目に大暴落で8割下落することだってあるもんね
かくいう私もリーマンショックを挟む期間のデータを持ってきて、「ドルコスト平均法は安心」と言っているけど、さらに下げ続けた場合は損もします
結局のところ、自分の判断以外の何かを理由に、お金を動かしてはいけないのだなと
正解があったら、今頃皆んなお金持ちだもんね
山崎元さんが提唱される概念で、「平均投資有利の原則」というものがあります
それは、「運用競争では【平均】のポートフォリオを持ってじっとしていることが有利」というもの
これを詳しく書いてしまうと、山崎元さんの本のネタバレになってしまうので、詳しくは書籍でどうぞ
投資に「絶対&正解」がないのなら、平均を選ぼうこれが自分の中で一番しっくりきましたね
我が家の資産運用目的は老後資金
平均のリターンで十分なので主軸はオルカン、売買予定(目先のお金)のものは米株や個別株で運用、これが我が家にはベストなのかなと
増やすことよりも、守ることに重点を置きたい
ブレブレだった考えがまとまりつつある
ただ、オルカンが主軸というのは、当初から一貫しているかな
これからも常識に囚われず、投資は自分の判断で自分で決める、これを貫こうと思います