長期投資目的の方も、一度は「利確をした方がいいのかな
」と考えたことがあるのではないでしょうか![]()
私は何度もあります![]()
含み益は「幻の利益」と言われるくらい儚い数字です![]()
つい先日の下落では、わずか数日で130万円も減ってしまいましたし![]()
(そこからまたさらに減ってるし
)
130万円あったら豪遊できたのになぁ~なんて考えることも![]()
そして最近、米国大統領選を前に、為替や株価の値動きが大きくなってきました![]()
そこで、長期投資勢も円高株安になる前に利確をした方がいいのか
というところですが、それについて一度考えをまとめてみました![]()
私見になりますが、参考程度にどうぞ![]()
※我が家の投資目的は「老後資金」なので、10~20年の長期投資目的です![]()
結論からいうと、利確しません![]()
なんなら、含み益が消えて元本割れしても売却しません![]()
では、いつまで保有するつもりなのかというと「お金が必要になる時」までです![]()
特定口座の方は、もともと短中期目的なのでどこかのタイミングいつか売却を考えていますが、お金が必要にならなければずっと保有し続けるかもしれません![]()
その理由として、
①利益確定してもお金の置き場がない
マイナス金利が解除されたとはいえ、預金金利は引き続き低水準であることに変わりありません![]()
ゴールドや不動産など他の投資先へ移行するのであれば利確は有効かもしれませんが、預貯金として眠らせてしまうと収益の機会を逃してしまう可能性があります![]()
②上昇相場を逃さないために、マーケットに居続ける
先日、わずか数日で投資資産が130万円も減ってしまいましたが、その下落を誰が予測できたでしょうか![]()
下落のタイミングが分からないのであれば、その逆も然り![]()
③売り買いすると、利回りは7%くらい下がってしまう
30年間で株式インデックスそのものに投資していれば年率で11.11%のリターンが得られていたところ、売り買いした投資家の平均リターンは3.69%まで低下するという調査結果があります![]()
つまりタイミングを見て売買すると、自ら資産を減らしてしまう可能性が高くなるのです![]()
おそらく長期投資勢は、余剰資金を10~20年運用するつもりで始められた方がほとんどだと思います![]()
市場に10~20年もいれば、何度か大きな為替変動に直面し、暴落も経験するのではないでしょうか![]()
そのつど、売却、買戻しを繰り返していると、かえって資産を減らしてしまう可能性が高くなります![]()
ですので余剰資金であれば、利確せず運用し続けた方が良いというのが私の考えです![]()
そして下落に有効なのは取得価格を均してくれる、ドルコスト平均法![]()
2021年1月はドル円が103円でした![]()
ということは、わずか3年でそこまで戻る可能性があります![]()
であるなら、数年かけて積立投資すれば為替変動も均していけますよね![]()
NISAですら満額埋めるのに5年かかるし、国もちゃんと考えて制度を作ってるんだなぁ![]()
以上が、利確しない理由です![]()
あくまで、「余剰資金で10~20年の長期投資目的」の我が家が考える投資法です![]()
もし、長期目的だけど下落を見続けるのは悔しい・・・
という方がいらっしゃったら、「一部だけ利確して残りはホールド」という手も有効です![]()
目的、用途はそれぞれ違うと思いますので、ご自身、ご家庭に合った投資法で資産を守っていきたいですね![]()

