先日、初めて楽天証券から保有ファンドの下落アラートメールが届きました
私の保有している「iFreeNEXT インド株インデックス」が1日で5%以上下落しました
実はこちらの投信、NISA枠で積立投資をしてたんですが、3月くらいから中断していました
理由は2つあって、1つはFIREへの目標金額を少しでも早く達成するために、効率の良い米国株への投資を優先するため
もう1つの理由は最後に説明します
それでは、1日で5%以上の下落をしたインド株投資について、一緒にメリットデメリットを見てみましょう
まずはメリットから
①世界一の人口を誇る
インドは若年層が多く今後の経済成長が期待されます
(日本と真逆~)
②高い経済成長率
人口増加に合わせてインドは高い経済成長率を誇ります
③好調な株価推移
インド株式と連動する長期チャートは、現在好調な株価推移となっています
④インドを対象とした投資信託は拡大傾向
投資商品の拡大により、手数料競争が発生し投資がしやすい信託報酬の商品が増加している点は魅力的ですね
お次はデメリット
①分散性は限定的
インドの投資信託は30銘柄や50銘柄で構成されているものが多く、S&P500のように細かく分散(500銘柄)されているファンドは現在ありません
②手数料が割高
私が保有しているiFreeNEXT インド株インデックスも管理費用が0.473%と割高です
③個別株は一部に限定
取扱いのあるインド個別株は限定的です
④新興国特有の不安定な情勢
紛争や暴動などの地政学リスクがありそうです
⑤情報収集が困難
新興国であるインドの株式に関する情報を集めるのは簡単ではありません
私もインドはいつか旅行で行きたいんですが、治安など不安が多くてまだ行けません
このようなメリットデメリットが挙げられます
では、冒頭で述べた、インド株投資を中断した2つ目の理由について
一番懸念しているのは、カースト制度
カースト制度とは、インドの社会で根付いている身分制度です
カースト制度が原因で、労働者の不当労働やストライキなどの労使紛争が起こる可能性があります
その結果、経営困難になり会社に大きな損害が出ることもありそう
それ以前に、そもそも「身分差別」があるような社会は経済発展が容易ではないと思っています
例えば、グローバル(多国籍)企業が多い米国
エヌビディアの創業者であるジェンスン・フアンCEOは台湾出身です
さまざまな人種の起業家たちが、幾度失敗しても、「再チャレンジ」が認められるアメリカンドリーム精神
その精神が経済成長を後押ししている
「誰にでも同等にチャンスがある」というのは、人と経済が成長する上で、とても大切なことではないでしょうか
それは日本やインドにはないものです
(日本は一度失敗すると、なかなか再起できません)
将来、インドから身分制度が完全になくなったら、その時の経済発展は凄まじいものになるかもしれません
(14億人が自由を手に入れて、豊かさを求めて動き出したらその原動力はすごいことになる)
その瞬間に備えて、今からインド株投資をしていくのもありかもしれませんね