昨日の『S&P10考察』の続きです
まずは、比較対象の『FANG+』の構成銘柄から見ていきます
(大和アセットマネジメントより)
世界的に有名なテクノロジー企業10社から構成されています
この10銘柄を均等加重(10%ずつ)で組み入れして、四半期ごとに均等になるようリバランスしているようです
FANGとは、次の4社の頭文字をつないで、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Netflix(ネットフリックス)、Google(グーグル)、の略称です
(この4社のうち1社でも脱落したら、FANGじゃなくなるからどうなるんだろうといつも思う)
銘柄の入れ替えは、明確な基準があるわけではなく、指数を作っている『ICE』という機関が業績などを見て決めているのだそう
信託報酬料は0.7755%とお高めで、NISA口座(つみたて、成長枠両方で)で購入できます
お次は『S&P500トップ10指数』
こちらも構成銘柄から見ていきましょう
(日興アセットマネジメントより)
S&P500構成銘柄のうち時価総額上位12社で構成されています
名前トップ10になってるけど12社あるよね
銘柄はけっこう被っているけど、FANG+との大きな違いは、10社に均等投資する商品ではなく、時価総額加重平均で投資する商品となります
ですので、マイクロソフトやアップル、エヌビディアなどの超大型株の構成割合が高くなっていますね
また、FANG+指数はテクノロジーをベースにしていますが、S&P10はS&P500構成銘柄の上位10社とありますので、ハイテク以外の分野も含まれます
信託報酬料は0.10725%とFANG+に比べるとかなりお安めで、NISA口座では成長枠で購入できるようです
では、FANG+とS&P10、銘柄もかなり被っていますが、購入するならどちらにするべきなんでしょうか
そもそも、S&P10の購入は有効なんでしょうか
完全に私見になりますが、続きはまた明日〜
(長くなってしまったので3部構成にします)