昨日、有名なイソップ物語の「アリとキリギリス」をふと思い出しまして
ずっと遊んでいたキリギリスが冬に死に、しっかりと働いていたアリが無事冬を越せるという残酷な童話です
子供の頃この童話を読んだとき、キリギリスって馬鹿だよなぁ〜って思っていたけど、今は少し違う感覚です
アリは一番楽しい時期を我慢して、冬に向けて準備もしており無事に春を迎えることができました
一方のキリギリスは、夏の一番楽しい時期を目一杯楽しんで冬に死んでしまうわけですが…
最近思うのが、一番人生で楽しめる時期をただ耐えて過ごすのはどうなのだろう
一番楽しい時期を逃して過ごす人生に、どんな価値があるのでしょう
キリギリスは遊んだツケで酷い最期を迎えますが、一番楽しい時期を最高の条件で楽しんだとしたら、それはアリより幸せな人生だったのではないでしょうか
あえて言うなら、一冬越せるくらいの少しの食料をキリギリスは持っておくべきだったのかもしれませんせどね
童話は歳を重ねてから読み返すと、また考え方が変わっておもしろいです