市場が下がってくると『買い増し』をしたくなるのは当然の心理です
私も下落時の買い増し資金として、キャッシュを多めに保有しています
下落時は安く買えることであり、投資家にとっては紛れもない「チャンス」
でも、これから市場がどのように推移するのか、私には見当もつきません
本当に「暴落」したのか、「まだ下がり始めたところ」なのか・・・
2000年のITバブル崩壊の例では、S&P500は2000年、2001年、2002年の『3年連続マイナス』となっています
きっと2000年時点で「買い増し」をした人たちは、この下落がITバブルのほんの『序章』であるとはゆめゆめ思っていなかったことでしょう
これらのことから、下落相場は(予想よりも)長く続くものだと思っておいたほうが無難です
もし、下落相場でスポット購入を繰り返した場合、本当の【暴落時】に資金が枯渇している状態にもなりかねません
とはいえ、指を加えてチャンスをみすみす逃すのも、なんだか悔しいですよね
であるなら、リスクの高いスポット購入はせず、「つみたて金額」を増やせばいいかなと思っています
『つみたて』であれば万一、暴落状態が長引いたとしても、規則性を保ちながらある程度の期間、多めの資金投入を続けることができます
私たちが懸命に働いて得たお金ですから、慎重に増やしていきたいものですね