20日の為替市場では円売り・ドル買いが進み、円は一時、1ドル=151円台後半をつけました![]()
昨年11月中旬以来、約4か月ぶりの円安・ドル高水準となるようです![]()
日本銀行が19日にマイナス金利政策の解除などを公表した後、円相場は急速に円安方向へ進んでいます![]()
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為替市場では金利を上げた国の通貨は買われるのが一般的ですが、逆方向の展開となっています![]()
WHY![]()
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背景の一つと指摘されるのが、先行きの金融環境に関する日銀の説明です![]()
19日の記者会見で、日銀の植田和男総裁が「当面、緩和的な金融環境は継続する」と述べたことで、日本では低金利環境が続き、円を買う材料はしばらく出てこないとの見方が強まったようです![]()
一方、米国では、インフレ(物価上昇)の長期化が意識されています![]()
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政策金利を5.25~5.50%としている米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利下げを行うとの観測はやや後退して、日米の金利差が縮まりにくい状況が続く可能性が意識されています![]()
市場では、FRBが今後、利下げに慎重な姿勢を示した場合、円安がさらに進行するとの見方も出ているようです![]()
となると、次に警戒すべきは円買い・ドル売りの為替介入なのですが…![]()
人の心理で為替や株価が動いたり、優秀なエコノミストでさえ予測がつかない中で、個人投資家の私たちはノイズに惑わされることなくリスク許容度内で淡々と投資を続けるのが正解なのかもしれませんね![]()
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