株価が短期間でしかも大幅に下がってしまったとき、動揺したり落ち込んだりしませんか
かくいう私も、先週保有している米国株ファンドががっつり下がったときは衝撃を受けました
「株価が暴落しても動じない投資家の共通点」という記事を読みました
自分のメンタルを保持するために参考になった記事ですので、よかったらご一緒にどうぞ
そもそも暴落が来ると動揺するもっとも根本的な理由は、「株価に注目し過ぎている」からのようです
上場企業は3カ月に1度しか決算を出しません
会社によっては重要なプレスリリースを出すこともありますが、それでも「毎日、新しい発表をする」ワケではありません
株式の本質的なことが1~2日で大きく変わることはまれです
それでも、株式市場は気まぐれです
理由もなく株価が上がることもあれば、下がることもあります
株価の動きが「重要なシグナル」を示していることもありますが、そのほとんどはノイズです
では、動揺しないためにはどうしたら良いか
本質的な部分に注目することです
例えば米国株ファンドを保有している私の場合は基準価格に注目するのではなく、米国市場がこの先成長し続けるのかAI・IT市場は拡大し続けるのか
そこを見るべきなのです
投資評論家と呼ばれる方たちの中には、いつでも「今度こそ暴落する」「円高にシフトする」と騒ぎたくて仕方ない人たちがいますが、こういう方たちは変化する現象を追いかけてばかりいます
つまり株価を追いかけているかぎり、感情のジェットコースターを避けることはできません
本質をきちんと理解し、「持っているだけで満足できる」株式やファンドに投資していれば、暴落が来ても怖くありません
「株価を見る」こと自体は悪いことではありませんし、高く売るチャンスや、安く買うチャンスをつかめることもあります
ですが株価を眺めるだけで、かえってイライラしたり損をしたりするくらいなら株価を見るのを止めてしまったほうがマシですよね
まとめると、株価が暴落しても動じない投資家は、株価よりも「投資先の実態」に注目するようです
私はFANGとNASDAQを300万円ほど売却しましたが、これ以外はどれだけ下落しても保有し続けようと思います
そして、オルカンとS&P500は下落し続けても買い増しを続けます
それは、世界経済は成長し続けると思っていますし、米国市場もまだまだ発展すると考えているからです
もちろん円高になればなるほどファンドの基準価格は下がりますが、投資先が成長し続けてくれるのであれば、いつか為替変動で下落した分を相殺してくれると思います
「投資先の実態」に目を向けると、下落しても保有し続けるもの、そうでなものが見えてくるのではないでしょうか
市場に長くいればいるほど、プチ暴落なんていくらでも経験すると思います
そんなとき、本質をもう一度思い出して冷静になろうと思います