11日の東京株式市場は、ほぼ全面安の展開となりました
一時、1200円近くも下げてしまいました
1月から続いた強気相場に今年初めて急ブレーキがかかりましたね
急落した原因は「半導体株の下落」と「円高」のようです
先週末、アメリカの半導体大手・エヌビディアの株価が大きく下落した影響を受けて、日本の半導体関連の株も大幅安になりました
また、日本銀行が18、19日に開催する金融政策決定会合でマイナス金利の解除に踏み切る、との観測が強まり円高も進行しました
1ドル=151円前後まで進んだ「円安」から一気に円高になっています
私は日本株は保有していませんが、円高の影響もあり保有している米国株ファンドも下落しています
日経平均が年明けから6500円も上昇して株価4万円を突破したのは、『半導体株の上昇』と『円安』が原因でした
ある証券会社は、2024年10~12月は「130円」と予測しています
1ドル=130円は、ちょうど1年前の2023年1~3月ごろの水準です
さらに、11月に大統領選を控えたバイデン大統領は、株高と好景気を演出するために、FRBに対して“利下げ圧力”をかけ始めているようです
FRBが利下げに動けば、当然ドル安・円高になります
そして、日銀は金利0.5%を目指す動きがあるようです
日銀が金利を上げれば、これまた当然、円高・ドル安になります
日米の金利差が縮まれば、1ドル=130円まで円高が進んでもおかしくありませんよね
株価も為替も1年前に戻ることもあり得ます
これらのことを想定して、私が保有しているFANGとNASDAQは含み益が出ているうちに半分売却することに決めました
売却のタイミングはまたご報告します
長期保有前提で購入しているオルカンとS&Pは、どれだけ下落しても買い増しを続けます
長期投資のものは今まで通り買い増しして、短中期投資(ハイリスク)のものは売却してポジションを軽くするといった戦略です
またその売却益が暴落時の買い増し資金にもなりますしね
今回のプチ暴落を経験して、一喜一憂しない長期積立投資がやはり一番良いのかなぁと実感していますね