1月に入ってから日経平均株価が急騰、米国株も強くS&P500指数は19日に史上最高値を更新しました
市場の裏ではいったい何が起こっているのでしょうか
調べてみましたので、ご参考にどうぞ(独自の調査ですのでご参考までに
)
結論から言うと「米景気は後退せず、持ち直すとの期待が高まった」ことに起因しているようです
1月に入ったところで米景気が持ち直すとの期待感から、日経平均は一気に高値を抜けた形です
そして日経平均急騰を引き起こしたのは、外国人投資家です
(NISA勢かなと思っていたのですが、この考えは短絡的過ぎました)
今年に入り12日までで、外国人投資家は日本株を株式現物と株価指数先物を合わせて1.3兆円超、買い越しています
日本株の動きを支配しているのは外国人です
外国人が買うと日本株は上がり、外国人が売ると下がる傾向が、過去30年以上続いています
米景気の期待感が日経平均上昇の背景にありますが、それだけではありません
1月に入り、円安が進んだことが、外国人の日本株買いを呼び込みました
円安は「日本の企業業績にとってプラス要因」なので日本株が上がりやすくなります
日本株の動きを支配している外国人投資家が「円安になると日本株を買いたくなる」ことが、日本株が上がる最も直接的な理由のようです
ですので今後の展開として、米国株も日本株も為替の動向には注意が必要です
これから米利下げが視野に入ってくる中で、日本では日本銀行がマイナス金利の解除に動く可能性もあります
そうなると、また円高に反転する可能性もありますし、円高に反転すると日本株が外国人投資家に売られやすくなります
私の場合は長期投資なので、為替の変動や政治的なイベントは気にせず投資をするという手法をとっていますが、短期筋の方は注意が必要かもしれません
市場の裏ではいったい何が起こっているのか気になり調べてみました
いろいろな思惑が入り乱れ、なかなか興味深いですね~