・・・続きです
今回はアクティブファンドについて整理をしてみようと思います
インデックスファンド“以外”をひとまとめにしたカテゴリーを「アクティブファンド」と呼びます
アクティブって「積極的」なという意味ですが、「ファンドの中でバンバン積極的に売り買いする」という意味ではなく、投資する株式とか債券の銘柄を「インデックスファンドのように(指数通りという)受け身ではなく、積極的に選別する」という意味のようです
たとえばS&P500という指数に対して「GAFAMは今や割高だと思うから組み入れません。その代わり、この会社は有望なのでS&P500には入ってないけどこの会社を買います」といったイメージではないでしょうか
つまり、指数を再現するインデックスファンドに対して、アクティブファンドはファンドマネージャーに銘柄選定の裁量が与えられています
アクティブファンドが強みを発揮するのは、相場が保ち合いになり、下降トレンドへと移行していく局面です
「銘柄を選別し、リスクをマネジメントしながら運用する」というアクティブファンドの特性が、この局面で効果を発揮するのです
実際にオルカンやS&P500はコロナショックのとき元割れしていますが、私が検討しているアクティブファンドの中にはコロナショックでも元割れをしていないファンドもありました
ファンドにもよりますが、銘柄選別も含めてしっかりリスクマネジメントが行われているものなら、基準価額の下落率はインデックスのそれに比べて低く抑えられる可能性が高いです
そしてこれこそがアクティブファンドを選ぶ際のポイントになります
アクティブファンドはハイリスクハイリターンというイメージがあったのですが、ファンドによってはむしろリスクを抑えた組み入れになっていることが分かりました
ただ、ファンドマネージャーの技量に左右されることも多く、最悪の場合、以前私が保有していた投信のように消えてなくなってしまうケースもありそうです
メイン財布で運用するのはインデックスファンド(オルカン)を長期で、インカム財布では数カ月~2年くらいの単位で配当金が出るものにしようと思っています
またアクティブファンドを購入できたらご報告させてください
(新NISAのせいか、特定口座の開設の連絡がなかなか来ません・・・)