新たな目標ができたんです。 | \流れが絶対!好転する人生の法則/

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絶望は強運の始まりです。
混迷時代を心身、健やかに、
幸福に生きるためのヒントを
書き残していけたらと
思っています。

私は長年

精神科の病棟勤務をしていました。

 

病棟勤務というのは一日外に出ない日さえあります。

 

 

受け持ち患者さまによっては、

一日、窓から空を見上げる程度しか外とのかかわりがない日

というのは、よくあることでした。

 

 

夜勤は夕方16時頃から、次の日の朝の10時頃までずっと病棟。

 

そのあと、自分の仕事が残っていると、

まだ病棟、昼まで病棟(笑)

 

まあ、当たり前ですけど。

 

 

ということは、

患者さまも、ずっと外に出ないのが日常という方も

いらっしゃるわけです。

 

状態によっては、
もちろん出ちゃダメな時はあるとしてもね。

 

 

そんな中、

やっぱり、患者さまと散歩したり

他の部署に行く用事の時は

外の空気にあたる機会はあります。



ああ~~~こんなに天気が良かったんだな~って。

病棟戻りたくないわって(笑)

 


同時に、

外のなんでもない日常の素晴らしさを感じれない患者様に

感じてほしい、味わってほしい、

そう思ったことは
一度や二度ではありません。


一日中下を向いてる、ベットに寝たきりになっている、

浮かない表情の患者さまと

一緒に歩けたらな~と。


そんなときに、必ず思い出すのは

妄想幻聴がひどく、場合によっては拘束が必要だった

患者様との夜勤での時間。

 

 

 

病棟の一時間毎の巡回が終わって

記録が安定したときに、

なにか話そうと言ってくれる、

初老のおばあちゃまの患者さまと

 

私はこっそり

時々一緒のベットに横になっていました(内緒ね、おこられるw)

 

 

今何がしたい?

何が食べたい?

今日は何をして仕事に来たの?

料理は何を作るの?

 

彼女はいつも私の日常を楽しく訊ねてきました。

 

『天井をみてもなにもおもしろいことはないね。

太陽が浴びたいもんだ』

 

いつも私にそういっていました。

 

 

『昔の家に戻って料理がしたいな』といつも話していました。

 

 

彼女の心が穏やかな時に感じる、

全てを諦めたようななんとも表現しがたい感覚が

こちらに伝わってきて私もとても切ない気持ちになるのだけど

夜勤の時、

薄暗い病室の天井を二人でみていた時の彼女の言葉は

本来の彼女がもつ優しさに溢れていて、

私も彼女も笑っていました。

 

彼女の一日の大半が激しい妄想幻聴だったので

別人の時間が多かったのです

だから、あの夜の二人の時間はとても貴重な時間で、

何年たっても忘れることのないかけがえのない時間になろうとは

思ってもみなかったほどです。

 

 

そうして、

無事に夜勤は終わり、

私は外の光を浴びながら

私は私の日常へと帰っていくのです。

 

彼女は今日も外をみることはないだろうなと想いながら。

 



私はいつも職場には恵まれていました。

人に恵まれていました。

 

だけど、

みんなはすごく疲れていたように思います。

 

周りの人達を繋ぐような潤滑油のような役割だと自分では認識していたので、

スタッフの話をいろいろ聞いたり、

励ましたり

そんなことをよくやっていました。

 

 

さまざまな患者さまがいらっしゃいます。

 

受け持ちの看護師に

耐え難い暴言ばかり、時には症状が落ち着かない時には

突然の暴力さえあります。

 

看護師だって人生があるので、

個人的にいろんなものを抱えながら

現実でも厳しい状況の患者さまと関わっている方も

多いです。

 

だから、看護師は看護師のサポートももちろん必要。

 

だけど、

日々は待ってくれない。

 

 

みんなどことなく疲れて笑顔が少ない日勤勤務もあります。

そんな時は、今日みんながんばろうねって

声かけあいながら仕事できるのは

まだよいほうです・・・

 

どんな仕事も一緒ですよね、みんながんばってる。

 

 

でもいつのまにか、

自分自身のエネルギーが枯渇しているのを感じるようになって

私も仲間の愚痴を聞くのも辛くなってきて

チームの環境、バランスを整える余裕がなくなってきたのでした。

 

そうするともう、

自分のことしか考えなくなる(笑)

 

自分の受け持ちの患者さま、

病棟の患者様方のことで精一杯。


次第に、どうしてもっとこの人は患者さまのことを考えないのだろう。

 

どうして、この人は愚痴ばっかりなんだろう。

 

マイナスのことばかりが目につくようになってくるのです。

 

もちろん、私にも至らない点が山ほどあるのにね(笑)

もっと志を高く、この街でこの日本で

この精神科はちょっと違うぞ、

どんなことも諦めずに、

向き合ってくれる、

ここに来れば、元気になれる、

そんな想いをもって

どうしてみんな働かないんだろうって。

 

 

なぜか、上から目線で(ごめんなさい)

もう自分のことしか考えられなくなっていたんですね。



自分で望んで入った病院なのに、
いつも満たされない感覚がありました。

 

 

今、思えば

自分勝手な想いや感覚ではありましたが
あの、満たされない感覚は

私の原動力だったんだと思います。

 

なんとか目の前の現実を変えようと思って

プライベートな時間はほとんど、

学びの時間に使いました。



西洋医学だけでは足りない、と

東洋医学、ホリスティックケアの学び、

占い、心理学、エネルギーワーク、

潜在意識、NLP、アロマセラピー、バッチ、各種カード(笑)

 

患者さまの支えにもなりたかったけど

看護師の支えにもなりたかった

そして自分も自分で支えたかった(笑)

 

もともと実は10代のころから

起業がしたかったので、

ビジネスの学びもやっていました。

 

とにかくやってもやってもやってもゴールは見えない。

 

結婚して子育てが始まっても

しばらくは、学びのことが頭いっぱいでした(笑)


な~んか、焦ってたんですよね。

 

 

日本の精神医療の世界は少しずつ変わってはきてるけど、

まだ私が現役の頃は

病院の中で生涯を終える患者様もたくさんいて、

 

障害があっても

それがとくに特別なことではなく、

社会で生きて、

仕事があって、

ささやかでも楽しみがあってって、

いつになったら日本の精神の世界はかわるんだろうか、と

ずっと考えていたような気がします。

 

 

天気がいいね、外を散歩でもしようか

 

そんなふうに、自分の大切な人と散歩ができる

そんな日常はいつになったら

日本の精神医療に訪れるのかなって。



そのために
自分なりにガムシャラに頑張っていたのかもしれません。

 

 

そして正直いって、私も精神的に強い方ではありません。

 

 

いろいろグレーゾーンだと思います。

 

だからこそ

誰よりも、精神科の患者さまと信頼関係が

すぐに築ける自信さえあったほどです。

 

 

患者さまと通じるものがたくさんあったのは

自分でも自覚していましたし(笑)


ただ、ひとなみに、なんでもこなせてしまうので、

病気という診断はおりません。


まあ、でもいろんなとこで、

心の傷がうごめいてくると、

夫に迷惑をかけたりするのですが

それでも家族も夫も私をずっと信じて支えてくれました。

 

もちろん今でも。

 


文句も言わずにいつも私を支えてくれる夫には

いくら感謝しても足りません。


 

そうやって支えてもらいながらも

まあ私も専業主夫の夫を支えていたわけだけども(笑)

 

 

3男の妊娠時にひどい妊娠悪阻で働けなくなり

看護師を辞めました。

 

そこから自分で仕事を始めました。

 

 

一昨年から昨年にかけて、

障害を持つクライアントさまと立て続けに御縁をいただきました。

 

病院での生活ではなく

障害とともに社会で頑張っておられる方々で

もちろん入院されている患者さまとは状況は違うのですが、

長いセッションの中、

見事に、仕事復帰されたり、

自分で起業したり、

自分の夢を実現していかれました。
 

 

たとえ、障害といわれるものを持っていても

想いは実現できるんだと確信したコンサルでした。

 

 

日本の精神医療を直接変えることはできないけど、

社会で生きる、障害をもちながら生きる方の

夢を叶えるサポートはできるかもしれないと

そう思うようになりました。


で、欲って、きりがないのね(笑)

 

 

新しい夢ができました。

 

 

「障害?あるけど、がんがん稼いでます、なにか?」

そんなことが当たり前にある日本にすることです。
 

自分や仲間と一緒に、

障害なんて忘れるほどに、

人生を楽しめる、そんな人生をだれもが送れるようになる

日本を作ること。


障害という言葉もナンセンスに感じるほど、
障害があっても、どんな人生でも、
自分でまたは、仲間とともに、
お金に操られない人生を創ることができる世の中が当たり前になることです。


多分私がおばあちゃんの頃にはそうなっていると思います。


その過程で、私も一役かってでたいと本気で思っています。

 

 

一昨年から昨年にかけて出会ったクライアント様を通して
自分がイメージしてきたことは
やっぱり可能であるし、
これからそういう世界に確実に変わっていくと確信した

そんなコンサルをさせていただきました。


たとえ障害があっても?ビジネスの基礎は変わらないんです。
エネルギーの仕組みの基礎もかわらない。

このblogを読んで下さっている中にも
障害に向き合ってご自分の輝ける将来を
今、まさに作っている最中の読者さまもいらっしゃるかもしれませんね。


できるんです、ほんと。


今夜の獅子座の満月のように堂々と言い切りますが、
できるの、
できる!!!

 

 

そのためにも

私はあなたに自信を取り戻してもらうために

あなたのお話を聴き続けますし

あなたの現在とあなたの理想とする未来とのギャップが

どうやったら埋まっていくのかを一緒に考えていきます。

 

 

自分でお仕事を作りたいのならば

ビジネスの基礎をおしみなくお伝えしていきますし、

自分自身を整えたいときは

エネルギーについてしつこく身になるまでお話していきます(笑)

 

 

まあね、ブログなんてほとんど読まれていないので

今日は自分に対する宣言みたいなもの、書いてます。

 

 

そんな夜。

 

 

おやすみなさい。