やってはいけないリフォームとは? | 免疫ケア住宅 電磁波と化学物質から家族を守る ジーフィールド

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住宅内外の電磁波の影響と建材由来の環境化学物質から家族を守る、全く新しい住まいの造り方『免疫ケア住宅』素敵な住まいはまず安全な環境造りから。


新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言の期間、新規のお問い合わせやお仕事の御依頼はさすがにおとなしい状況でした。

取引先などの休業等がありましたが、仕事もかなり溜まっているし...、この期間かなり色々な事を考えましたが、今までとやっている事を、変える必要が全く無いと言う結論に。

また、無駄な事を幾つか整理することも出来、自分達にとって必要のない仕事もはっきりと鮮明になり、そう云う意味ではコロナの影響が全て悪い訳ではありません。




そんな中、今手掛けているのは平屋のテナント店舗の改修工事。

屋根を剥がさず、外壁を剥がさず、その場しのぎのリフォームを繰り返して、雨漏りしても何処から水が入ったのかが分からない残念な状況。

屋根に上がるとブワンブワンとしなります。





....下地腐ってますね、コレ。




『サイディング剥がさないで上から張るとゴミも出ないし、暖かいし安く出来ます。』



と耳触りの良い事を言われてしまうとつい工事を依頼してしまうこともあると思いますが、普通考えたら中の断熱材や柱、土台などの構造材がどのようになっているかのチェックを自ら潰してしまうことになりかねません。


建築に於いて、【安い】と云うことは必ず理由があると考えて間違いありません。




内装が安い→ほぼ間違いなくシックハウス

塗装が安い→塗装のネタ(塗料のこと)を薄めて塗っている




このように下地がぐちゃぐちゃになっている危険性が飛躍的に高まっていても、そのリフォーム業者は一切責任を取りません。


内部、外部とも見えない壁や屋根の下地で起こっていることが状態によって判断出来ます。


この建物はその繰り返しでリフォームし続けられてきました。

自分の骨や筋肉がダメージを受けているのに、いくらスキンケアをしても....。

剥がさずに上から張り付けるリフォームは、まさにこのような事でもあります。




上から張り付けるリフォームは全てダメなのか?



そんな事はありません。


板材の状況や水の流れ、匂い、劣化度合い、室内の温熱状況、これらを調べて見ることによって大丈夫と判断出来る場合ももちろんあります。

でも相談を受けたり、調査に出会す建物のほとんどは、何処かはだいたい痛んでいます。

建物ってとてもデリケートなので、手を抜いた訳では決してないのに環境と年月によって変貌してしまう可能性があります。

人間の身体と同じですね。





店子さんに聴いてみました。


『夏、物すごく暑いですよね。』

『はい!物すごく暑いです💦』


『冬、めちゃくちゃ寒くないですか?』

『は、はい!めちゃくちゃ寒いです!』





そんなことで、今までのツケを払うような状況にオーナーも今頭を抱えています。


でも何とかしましょう!