【叱る事では嘘はなおりません】
お子さんが嘘をついたらママは悩んでしまいますよね。『嘘はダメ‼︎』と強く決めているママもいらっしゃると思います。実は賢い子ほど嘘をついたりするんです。
しかしママがお子さんを叱る事では、嘘をやめさせる効果は得られにくいのです。
まずは嘘を付かなければいけない状況がある事をママが理解し、その上で嘘をついても解決しない事を教えてあげる必要があります。
【嘘をつくのは傷つきたくないから】
お子さんが嘘をつくのは、叱られるのを避けたかったり、失敗を恐れたりなどの理由があります。要するに本当のことを言って傷つくのが怖いんです。
例えば、図書館で借りた絵本を破ってしまったなんて場合…。ママが見ていないと思って『妹がやったんだよ‼︎』と嘘をついたりする事があります。
ママや図書館の職員さんに叱られるのが怖いからですよね。
そんな時ママは『破れちゃったんだね』と状況を声に出すだけで良いんです。お子さんは怒られないと分かったら本当の事を言ってくれるかもしれません。
また、わざと破ったのか、うっかり破っただとかを問い詰める必要もありません。
【問題の解決方法は嘘以外にある事を学ばせる】
『破ってしまったのなら、図書館に謝りに行こうね』と、迷惑を掛けた事への責任の取り方を教えあげればいいのです。
大切なのはお子さんが、
『嘘をついても何にも解決しない!』と、学ぶ事です。それが自分の行動に責任を持ち、人のせいにしない大人になる事へと繋がります。