初日に行ってきた、東方神起15周年記念、XV展。
まずは、JR有楽町駅前マルイのXV展ポスター。
殊更大きい看板ではないけど、もう1年近く公共の場所で2人を観ていないから、これだけで久々にテンション爆上がり!
【XV展の効能1】 枯れきった心に潤いが戻ります。大丈夫。お客さん、まだ根は生きてるから水やりすれば葉っぱがでてきますよ......!
マルイとルミネを間違えたバニさんから、「いまシャネルの前にいます」とLINEが来たのも想定内。しばし、慌てんぼうのサンタクロース♪さんを待ちながら看板を撮りまくる。
先の回に行ってる友達Jさんを待つため、マルイのカフェでお茶を飲んでいる間も、「30分くらいて出てくると思う」と言ってたJさんが、1時間たってもやってこないので、「あらあら、予想以上に内容が濃いのかしら?」と期待が高まる。
これは混雑日だった初回、あるいは週末だからこその現象だと思うんだけど、時間制で受付をし、演出上、最初に入るのも10人ずつとなっているので、13時の回なのに、列を待って待って、入れたのは1時間後。
ひさびさの、行列待ち。もともとグッズに興味ないバニさんは「私、こういうの本当嫌い!お時間指定するなら、時間通りにしてくれないと!」とプンプンしていたけど笑、私は友達と喋りながらの行列1時間に、過去のグッズ行列を懐かしく思い出しておりました。行列猛者のワタクシにとって、1時間なんて、秒ですことよ、おほおほおほほほほほ!
【XV展の効能2】行列もまた楽し。ファン歴の長い人なら、過去の様々な苦しい行列を思い出し、しばし己の武勇伝にひたることができます。灼熱地獄の3時間半、しかもついたら売り切れ沼に沈没、台風のような雨風にさらされながらの4時間など、過去の過酷な行列ナラビニストにとって、この屋内の1時間待ちなどへでもない己のメンタルの強靭っぶりに酔いしれよう。1人だもん、て人。アルバムXVを2回聞いてりゃ受付はすぐそこさ!
さて、なんで10人程度で区切られて入るんだろ、と思っていたんですが、それが1つの演出になっているんですねえ。行ってのお楽しみで。
私は悲鳴あげそうでした。キャッ、乙女さん(*/∀\*) ←
今回の展示最大の見所は、ステージ衣装が直に、ガラスケースとかなしで、時にリアルに吊らされた状態で観られるということ。
これは、圧巻です。写真撮っていいところ、ダメな所あるけど、衣装は撮り放題、見放題。
ステージ衣装は、非日常性のものだからこそ、絢爛豪華で、美しい。
でも、基本的に「遠くから見られるもの」として設計されているから、この「至近距離でみること」自体が、本来見ることのできない舞台裏としての装置になってしまう。う~~思い出してもワクワク!ワクワク!くそっ、もっかい行くぞ笑!
だってねえ、どんなビジューを使ってあの輝きを出していたのか、とか、あの色の洪水に見えたのは、これか、とか、わかっちゃうわけですよ!
この部分なんて、何本どり?っていう刺繍で丁寧に作られている。この繊細な立体感はステージ空間で観客が気づくことは絶対ない。
でも、着ている本人には、この衣装の熱量が十分伝わるだろうし、そうしたものも含めてのあのステージなんだろう、と思える。
こういう、作品としての衣装の作っている人、着ている人しか見ることのないデティールをまなざすことで、静かだけれど熱い、繊細だけれども喧騒に似た、ステージにまつわる熱狂、情熱が、ふつふつと全身にたぎってくる。
この圧巻のステージ衣装の沈黙だけれど雄弁なメッセージの熱気に当てられたら、こう思うしかない。
「ああ、東方神起のライブに行きたい!」
【XV展の効能3】ステージ衣装から聞こえてくる歓声が、あなたにとって本当に行きたいライブはなにか教えてくれます!
この衣装展は、楽屋裏に入り込んだ楽しさがあって、たとえば、Tシャツのタグに、カタカナで、ユンホ、チャンミン、なんてかかれているのは、ほんとリアル。
バタバタしている中、スタッフが間違わずに着せられるために、しっかりマッキーで書いてんだろーなあ、っていうのが微笑ましい。
そして、ステージ衣装ならではのヘタりに萌えることもできます笑
パリチョコ衣装のベルト。激しい動きでヘタレてます。頑張れ!ステージに戻ったら見えないし、知ってることは黙っててやるから、必ず、ステージに戻るんだぞ......!と、サケの放流を見守る市民団体みたいな私。
払い戻し、しないから。待ってるから。いい席用意してよ!!これで2階席にしたら、「こんのハゲベルトオオオオ!」と天井から罵ってやるからな!覚えとけよ、ベルト!←
最大の見所、衣装展示ブースには、ストロベリーシアターや、ストロベリーズの、ロゴ大道具などの展示もあります。
ぜひ現物を観てね!あー、あの映像の舞台道具と思うと、こんな感じで作ったのかあ、と面白いです。
写真撮影がダメなエリアでは、それぞれ、TONEから始まるジャケット写真が、フォトグラファーを明らかにしながら展示されています。見慣れたジャケットも、写真家の違いに注目すると、そのセンスとか世界観の違いが見えて、面白いです。
私は、hide&seekのジャケットの光線の使い方が好きだな。
自分のセンスに響くフォトグラファーさんを見つけ出すのが楽しいよ。
そして、最後に二人にメッセージ送ろう!というコーナー。ありきたりだけど、なんか時間かかるの笑
送ったメッセージを確認したらおしまい。
私のメッセージは、
「15ねん後も会いにいくよ」
......。
なんの宣言だ笑
ストーカー予告みたい笑笑
さて、所要時間1時間。もっといることもできるし、急いで見れば30分くらいでも見られるかもしれないけど、かなり楽しい展示です。
活動がなくて、払い戻しの案内もあって、エイベックスの業績悪化とか、先行きの見通しは明るいとは言えないけど、
ファンとしての気持ちが冷めてしまう人もたくさんいるだろうけど、
でも、素朴にこの展示は楽しくて、やっぱりユノとチャンミンはかっこよくて、私の大好きなスターは彼らだなって思える。
これから行く人たち。きっと心の中でさけびたくなるよ。
彼らのライブに行きたい!って。
Live is not your,not my,but our way!
TONEのメッセージをもじってみた(^-^)
【XV展の効能4】愛は希望を見つけ出す天才です!
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2017年出版した本です。
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