始まりは零戦だった | 鍵のハニカム★スター 鍵のいらない世界を目指す、ちょっと危ない鍵屋のブログ

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《終戦の日を迎えて》

本日は終戦77年目の日。

僕は趣味で日本史を勉強していますが、そもそもなぜ歴史に興味を持ったのか。

事の始まりは僕が5歳ぐらいの時に遡ります。

毎年夏休みになると伊万里の祖母の家へロングバケーション。

ど田舎なので遊ぶものは何もなく、山や川が遊び場。

しかし一冊だけボロボロになった漫画がありました。

それは「ゼロ戦太郎」と言う漫画です。

当時は文字も読めず、ただ作画だけを何回も繰り返し見ていました。


昭和30年代の作品。


ズダダダダダーン! ビューーーン! みたいな。


マッハGOGO的な。


それから事ある度にゼロ戦が視界に入ります。


父は職人でしたが僕が幼稚園の夏休み。


兄が自由研究で木の彫刻を始めました。


それを見た父は職人魂に火が着いたのか、兄に彫刻刀の使い方を教えながら、自身も彫刻を始めました。


父が彫ったのは翼幅(よくふく・両翼の全長)が30cmほどの非常にリアルなゼロ戦でした。


僕はいつもそれで遊んでいました。


それから暫く経ったある日、テレビに見覚えのある飛行機が映りました。


金曜ロードショーで放映された「ミッドウェイ」


うわ! 漫画とか彫刻でしか見た事がないゼロ戦がテレビの中で動いる!


それが小学校3年生ぐらいの時。


それからゼロ戦とはどんな飛行機なのか?


と言う疑問が湧き、図鑑などを見るようになり、そこで初めて「戦闘機」である事を知り、同時に「戦争」の概念を得ました。


しかしただ単にゼロ戦が好きなだけで、戦争などには興味は無く、ゴジラやウルトラマンと同等にプラモデルを作ったり、スペックを調べたりするに留まります。


しかし特撮ヒーローものとは違い「ゼロ戦は実在したんだ」と言う認識はありました。


小学校6年生の時は、単語本の「真珠湾攻撃」や「戦艦大和」などの解説書を読んでいました。


誰が何の為に作ったのか? 誰が操縦していたのか?


アイドルやバイクと同じで、好きなもなら些細な事でも知りたいと思いますよね。


ゼロ戦を理解するには歴史を学ぶ必要がありました。


なので通常、歴史は古い年代から学びますが、僕は77年前に活躍したゼロ戦が歴史研究の始まりです。


お盆なので僕が好きな特攻隊の皆様の写真をアプリを使ってカラー化して見ました。



白黒写真がカラーになった瞬間、なぜか涙が溢れた。


なに? 特攻を美化するな?


わざわざ美化しなくとも、すでに彼等の笑顔は最高に美しいよ。


よく「彼等も戦争の犠牲者だ」と言う人がいますが、「犠牲者」では無く言うなれば「殉職者」です。


彼等は軍人として命を懸けて職務をまっとうされた「国士」です。


平和ボケした現代の目線で見ると「犠牲者」や「犬死」に見えてしまいますが、そのような当時の人達の思いを汲む事が出来ない人達を見ると残念な気持ちになります。


まぁ片道燃料で敵艦に突っ込むなんて理解できなくて当然ですが。



こちらもアプリでカラー化。


「今度はホタルになって戻ってくるよ」


宮川三郎 陸軍少尉。


20歳、沖縄特攻作戦で散華されました。


めちゃくちゃカッコいい。


マジで涙が出るくらいカッコいい。


僕があの世へ逝ったら会話をしたい。


戦争とか特攻とか、そんなものは駄目に決まってるんですよ。


それよりもまず、お盆ぐらいは彼等の心を見て欲しい。


家族や友人、そして日本を守りたかっただけなんだよ。

 

不幸にも世界が軍国時代に生まれただけで、戦争であれ災害であれ彼等は同じような行動を取るでしょう。


それのどこがいけないんだ?


何度でも言おう、その純愛は最高に美しい。


そんなゼロ戦を通じて、祖母が毎日おがんでいた祖父の遺影の意味も知る事になります。


そうか、爺ちゃんも零戦と同じように戦争で死んだ人だったんだ。



写真の状態が悪いせいか、カラー化が上手くいきませんでしたが、僕の爺ちゃんも中々のイケメンでしょ。


僕の母がまだ小さい頃に久留米から出兵。


おそらくビルマで戦死されたとの事ですが詳細は不明。


祖母のところには、誰のものとも分からない爪だけが帰って来たそうです。



次に旅行する時は宮崎の鹿屋平和記念館か呉の大和ミュージアムに行きたい。


いつか靖国神社にも行ってみたいね。


自衛官もまた旧日本軍と同じ役割を担っています。


有事の際は命を懸けて日本を守る彼等に対して、憲法違反などとのたまわる輩の気が知れん。


いや、これは日本国民の意思でもある。


いつか必ず戦争は起きます。


中国共産党は必ず来る。


と言うか、既に日本領海をミサイル攻撃している。


戦争回避には最善を尽くさねばなりません。


が、政権与党は統一教会とのお遊びに夢中。


もう君達に日本を牽引する資格も能力も無い。


もし戦争が起こったならば、僕は宮川少尉や爺ちゃんと同じように、命を懸けて日本を守ります。


僕が爺ちゃんを誇りに思うように、子供や孫が誇れる自分に成りたいと思います。


皆んなゼロセンと言いますが正式には。


零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)


それから始まった歴史探究は、生涯続く事でしょう。


先の対戦で亡くなられた方々に対し最敬礼を持って哀悼の意を捧げます。


暑い日が続きますが、皆様のお盆が充実した日々である事を願います。