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皆様、お盆のひととき、いかがお過ごしでしょうか。
「超心理学コーナー番外編」の時間です。
今回はスバリ「お盆」について考えてみましょう。
端的に言えば、ただの宗教的行事ですが、人間は無意味な事はしません。
お盆のお墓参りも、きっと何か意味があるはずです。
これも端的に言えば、ご先祖様の供養、ですが、ではなぜ、先祖の供養が必要なのでしょうか。
結論から言うと「進化と永続の為」となります。
現在の私達の暮らしは、過去の人達の上に成り立っています。
過去の人達の、成功や失敗を糧にして、現在の暮らしがあるのです。
素晴らしい文化や習慣だけては無く、戦争などの悲しい出来事も含めて、現在の平和があるのです。
お盆は、過去の人達に想いを馳せる行事です。
つまり、過去を見て現在を知る行事です。
その目的は、過去よりも進化する為です。
「昔の人はこんな失敗をしたんだ。でも私はそんな失敗はしない」とか。
「昔の人はこんな成功をしたんだ。私はそれをもっと良くしよう」など。
過去の人の思いを汲み取り今に生かす。
それがお盆の目的です。
実家は飛行機で2時間の遠方。
実家から速達でカードキーを送ってもらうのも手ですが、それでは鍵がかけれず外出が出来ません。
オートロックも入れないしね。
と言う事で、お客様のご希望により、鍵を作製しました。
さて、お盆はご先祖様の供養の為の行事と書きましたが、つまり「先輩達から学ぼう」と言う事です。
先輩とは、死んだ人達だけではありません。
「まだ生きてる」爺ちゃん、婆ちゃん、親戚のおじちゃん、おばちゃん、その人達も皆んな先輩です。
お寺のお坊さんも先輩です。
お盆に親戚縁者が集まるのも、過去の事例を参考にして、皆んなでより良い社会を創ろうとする、本能的な行動なのです。
だからお盆はもめ事が多い。
あれは、過去と現在のやり方の違いから来る葛藤なのです。
過去の人達の中には、過去の自分も含まれます。
昨年の自分と現在の自分。
少しは進化してますか?
もし、何も成長していないなら、過去の人達から学びましょう。
過去の自分から学びましょう。
お盆とは、それを自分なりに考えるイベントです。
そのような方は、ご先祖様の写真などを置き。
親は子供に、昔話を聞かせてあげましょう。
「昔の人はこうだったんだよ、ああだったんだよ」てね。
すると子供達は、必ず何かしらの反応をします。
だいたいは「ええ〜、信じられな〜い」とか「馬鹿みた〜い」などと、否定的な反応をします。
それでいいのです。
大切なのは「では君ならどうする?」と、否定だけで終わらず、答えを求める事です。
すると「僕ならこうする」と答えます。
その答えこそ、過去の人達から学んだ進化なのです。
人類が永続する為には、進化成長しなければいけません。
お盆は良い機会です。
独り身の人も同じです。
過去の歴史を振り返り、現在の自分と対比して、明日からの暮らしに役に立てる。
故郷の両親に電話をして声を聞く。
その声を素直に聞いて、その言葉よりも上を行けるような自分を目指す。
両親の小言を聞いて、ムカついているようでは、成長はしませんよ。
ただ漠然とお盆を過ごすより、少しは有意義な時間であって欲しく書いてみました。
僕がこうして能書きを垂れられるのも、ご先祖様のお陰です。
ご先祖様より進化した自分を見せる事で、感謝の気持ちを伝えたく存じます。