↓ 高村光雲作による老猿。
足、長っ!
人間サイズで彫ったせいもあるのかな…
てかこれ猿じゃなくて、
人間なんじゃない?
高村光雲自身を投影したとかさ?
見た目は猿だけど、
着ぐるみを着た人間感がプンプンしてました。
高村光雲自身が材料の木材を探してきて、
猿回し一座から猿を借りて彫り上げたそうです。
鷹を捕まえそこねて残念がっている様子なんだって。
↓ 爪とかもね…スゴイよね…
1893年(明治26年)、130年前の作品で、
高村光雲氏は1934年にお亡くなりです。
130年前と聞くとだいぶ昔って感じるけど、
わが家の羆の彫り物 だって50年前だもんね。
時の経つのは早いものよ…(´-`).。oO
↑ このアゴの傷はどうしたのか?と
係員さんに聞いたのですが、
僕の知識では分からないので聞いてきます、と
聞きに行きそうになってしまったので、
そこまでしなくて大丈夫です、と
遠慮してしまったため理由は不明のまま…(T_T)
彫刻も顔が命なのにねぇ…(T_T)
なんて酷い傷をつけたのかとビックリしたよ!
そして、教科書でお馴染み、
↓ 息子さんの高村幸太郎作による手。
この、手のポーズ、
どこかで見覚えがあると思ったら、
そうだ!お釈迦様だよね。
おそらく、
一番美しい手のポーズなんでしょうね。
1918年(大正7年)頃、105年前の作品で、
高村幸太郎氏は1956年にお亡くなりです。
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