【テーマ】 ■腸もれの原因
腸もれの原因で非常によくあげられるのが
カンジダ菌です。
カンジダ菌とは、真菌に属する、酵母菌です。
老若男女、誰にでもある常用菌です。
体中に住んでいますが、
カンジダ菌の多くは消化器官、特に腸を根城にしています。
酵母菌…。
なんか体に良さそうじゃない?
パンとかにも入ってるし…。
ビールやワインや清酒も酵母菌でしょ~。
日本酒、味噌やしょう油はこうじ菌だけどさぁ、
キムチやヨーグルトとか…
発酵食品はすごくいいって言ってるじゃない。
…。
違うんです。
人の生活に役立つ酵母もあれば、悪い作用をする酵母もあるんです。
カンジダ菌は病原性酵母菌です。
健康な時は、善玉菌が多くカンジダ菌は少なくおとなしくしています。
しかし、ストレスや大好きな甘いものがくると、善玉菌が減り、カンジダ菌はどんどん増殖。
腸の壁にへばりつき、腸壁を破壊します。
パワーアップしたカンジダ菌は バイオフィルム という粘膜で身を守り、
抗真菌薬の効果も期待できなくなります。
カンジダ除菌には
抗真菌薬
抗菌作用のあるハーブ
頑固なバイオフィルム対策に消化酵素
など…。
あらゆる手をローテーションしてカンジタ菌を黙らせます。
同じ作戦だと耐性ができて、スーパーカンジダ菌になってしまうそうです。
カンジダ菌は除去されるとき、バイオフィルムがはがれて有害物質がでます。
そうすると一時体調が悪くなることがあります。それを ダイオフ反応、好転反応と言われています。
ダイオフ反応は軽度から重度まで、人それぞれで
ダイオフ反応を見ながら、一度に除去せず徐々にするそうです。
まず、大事なことは、
ゆっくり休む。
食生活を見直し、ストレスをためない。
それが一番の特効薬かもしれないです。
腸もれの原因…2 へつづく
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