小大福の入院(12月26日編)
手術当日。
朝から緊張してたけど、医師も看護師ものんび~り、診察も一瞬。
小大福 はご機嫌なまま、
病院で借りた(1日70円ちょっと)手術着に着替えさせる。
会社を休んだオットは朝からやってきて、
ハンカチを準備(泣くから、だそう
)
8時55分、ベッドごと手術室へ移動。
小大福 はわたしが抱っこしたまま連れて行く。
色んな科の色んな人が手術室まえに集められて来て、
それぞれ手術室に入っていく。
手術用の紙の帽子をかぶせられるが、大きすぎてぶかぶか。
何だか 布袋様 みたいで可愛かった・・・。
看護師さんに抱かれて連れていかれる小大福。
きょろきょろまわりを見回して、それでもご機嫌。
がんばれよ~、と見送る(オット涙ふく)
小大福のソケイヘルニアははじめ左側だけだったけど、
後に右側もありそうな気配で、結局 両側手術 することになった。
時間は片側15分ずつで、1時間はかからないでしょう、
ということで部屋でひたすら待つ。
前日から読み始めていた 宮部みゆき「あかんべえ」 を読みつつ
宮部 みゆき あかんべえ (上)
宮部 みゆき あかんべえ (下)
- 上巻を読破し、下巻に入ってもまだ呼びに来ないまま、
- どうしたのかなぁと少し不安になったころ、看護師が呼びに来た。
- ちょうど10時、手術室までまた迎えに行く。
- 同時に別の小学校低学年くらいの男の子とその両親が
- 手術室へ向かっていた。
手術室前で泣き声が聞こえて、あぁ、 小大福 の泣き声だと、ほっとする。
(オットは分からなかったらしい)
部屋へ戻って、麻酔の不快感やらで大泣きし続ける 小大福 。
あらかじめ看護師さんに、すごく泣くからびっくりしないで下さいね、
と言われていたけど、思ったより激しい泣き方でなく、
1時間くらい泣いて眠りにおちた。
その後目が覚めて、今度はお腹が空いたと泣き出す。
だけど、点滴はついたままだし、抱っこも出来ず、
まだ水分は取れないので、泣かせるがまま・・・。
そのうち、なぜか ぶりぶり! という音が・・・。
おいおい、きばって傷が痛くないの?
恐る恐るオムツを替えると、おへその下10センチくらいの左右に
傷跡に白いガーゼを透明の絆創膏で貼ってある。
午後2時ごろ、点滴が外れ、水分OKになったので、白湯を飲ませる。
50ccほど一気飲み。
普段は10ccくらいしか飲まないのに、喉渇いてたんだね・・・。
様子見て吐かないので、母乳もOKになり、飲ませる。
ようやく泣き止み、機嫌よくにこにこ笑い出す。
が、くしゃみして傷にひびいたのか、泣き出す。
やっぱり痛いんだね・・・。
夕方にはすっかりケロリとして、普段どおりの 小大福 になりホッとした。
夜には「あかんべえ」下巻も読破。
次の診察までお風呂にも入れない、と聞いていたけど、
シャワーはOKでお湯につかるのがダメだということらしく、
垢太郎にならずに済んだ(笑)
