「西遊記」感想ブログの続き、第2幕の感想です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここからは第2幕。

 

何でも望みが叶うという夢の国・是空国。

試しに八戒が「大盛りチャーハンと餃子!」と言うと、本当にチャーハンと餃子が「兎場胃通」によって宅配されてくる。 いやウーバーイーツてwwwwww

 

玉竜が「どうせならもっとおいしいもの頼めばよかったのに!例えば○○とか…」とここで日替わりでご当地グルメネタが入ってくる。 大阪は堂島ロールとか言ってたなw

「俺、そっちがいいべ!んじゃこれオメエにやるわ。」 「ええ!?いらねえっすよ!」 「いいから食ってみれ!なまらうめえから!」 ってギャイギャイやってる八戒さんと玉竜さんが可愛い。

 

悟浄は悟浄で「金の延べ棒が欲しい!」と願うとこれまた兎場胃通が持ってきちゃう。 いやそれも持ってくるの!? www

そんなはしたない3人、いや2匹と1頭? を制するも自分はどうなんだ? と問われる三蔵。

するとまたしても兎場胃通が経文を持ってきてしまう! 「心で望んだ!!」と総ツッコミされる三蔵(笑)

 

 

そこへ現れたのがさっきの3人組、三大仙。

実はこの3人もかつて天上界にいた玉帝様の側近だが、玉帝様の気まぐれにより追放されたらしい。 なんという横暴!!ゲッソリ

三大仙の正体が自分達が追放された時にその場にいて小馬鹿にしてきた奴らだと知り「ハッ!ざまあねえな!!」 と吐き捨てる八戒さん。 言い方が悪ガキっぽくて可愛い。

 

何でも「国歌斉唱」の時間という事でここでまたミュージカルタイム音楽のスペクトラム

着物ぴらぴらさせて歌い踊る八戒さんが可愛すぎる!!ラブ

なぜかここで兎場胃通が無駄に()フライングしてる。 いや、兎場胃通飛ぶ必要ある?? www

でもそういうの、嫌いじゃない(むしろ好き)

 

経文を早く手に入れたいと心で願ってしまったお師匠様、必死に邪念を消そうとするも兎場胃通が経文をひらひらさせる… ってまだ飛んでるのかよ兎場胃通www

しかしこの是空国、何やら秘密があるようで……。

 

 

久し振りの再会を喜ぶ悟空と牛魔王。 その傍らにいるのは夢の中でも何か食ってる八戒さん(可愛い)

八戒さん、豚だけに「ブッヒッヒ!」って笑うんだけどもそれがまた可愛い豚ラブラブ

 

ここは悟空と牛魔王が語らうシーンなので八戒さんにはスポットはほぼ当たらないけど、スポットの当たらないところで何かむにゃむにゃ口動かしてたりと「細かい芝居」をしてるところがさすが戸次さんだな~と、ついスポットが当たってる2人よりも注目してしまう(笑)

あと博多でこのシーンの八戒さんを双眼鏡でガン見してた時に気付いたんですが、八戒さんネイルまでピンクだった。 可愛いの極み…!!

 

牛魔王の息子・紅孩児は悟空らに鎮元子を倒してほしいと頼み込むものの、「国民を人質にされている」事を理由に反対されてしまう。

紅孩児の母・鉄扇公主も息子の前では反対しているが、その裏で悟空らに鎮元子討伐を頼み込む。その真意や如何に…。

 

そこへやって来た伯欽によって翠蘭が囚われている事を知った事もあり、一行はこれを引き受ける事に。 

武術に長けている伯欽も共に戦うと言うが「妖怪同士の戦いに人間は足手まといだからここで待ってなさい」と悟浄に言われ「よろしくお願いしまーす!」と伯欽お兄ちゃん。軽っ!(笑)

でも人間を巻き込まないようにしようとしてるところが好き。

 

その頃、お師匠様はまだ自分の邪念を消そうと闘うもののどうしても兎場胃通が持ってきた経文とジャンボ餃子(笑)が消えてくれないww

お師匠様、野菜餃子が大好物なんだとかwww

 

「そんなにお読みになりてえならお読みになればいいんですよ!ちょっとぐらいのズルしたって構いやしませんよ!」 と囁く悟空。

三蔵はついにその経文を開く。

「ちょっくら出掛けてきやすぜ」と告げ、その場を後にする悟空。

 

 

鎮元子達の隠れ家に悟空達がやって来る。

どうやらその前に鎮元子さん、何やら翠蘭ちゃんと営んでいた様子… ww

 

大阪では下手側の客席中ぐらいの通路を横切りステージへ上がっていったんですが、大阪3日目がまさにその通路のすぐ後ろの席だったので目の前を悟空達が通っていきました!!陽気

こういうの待ってた!! ずっと待ってたんだよ!!えーん

ステージだけじゃなくて劇場全体を使う演出、こういうの大好きなのでこれがまた出来るようになって本当に良かった!笑い泣き

ここでの登場はどこから出てきてどこを通るのかは会場の構造によって変わるので、この後まだ名古屋公演の観劇を控えている私は楽しみにしておこうと思います陽気

 

「やい!つぃんげんすぃ(鎮元子)!!」 と八戒さんが吠える。 いや、えらい訛ってますよ! (可愛い)

「ええい、しゃらくせえ!!ハニー(翠蘭ちゃん)を返せーーーっ!!」 と攻撃を仕掛ける八戒さんがなかなかに喧嘩っ早くてアツくていいグッド!

 

「人間達には手を出すな。俺1人で相手になってやる!」とフライングで飛び上がる鎮元子。いちいちカッコいい!

妖怪達、人間とは力の差がある事を分かっているので人間を巻き込まないように遠ざけてるのがエモい!

きっと妖怪達が本気出したら人間なんて簡単に※しちゃうって事なんだろうなぁ…(怖)

 

悟空一行vs鎮元子の妖怪同士のバトルは空中戦に突入!

鎮元子はフライングで、悟空達は筋斗雲に乗って映像の中から攻撃を繰り出す。

鎮元子さんのフライング、カッコよかったなぁ…ドキドキ

というか鎮元子さんがカッコよかったラブ

 

 

鎮元子を取り逃がした一行の前に現れたのはあの金角、銀角兄弟。

「アンタ達、1幕でいい感じの音楽流れて『これからは親孝行する』って言ったんじゃないの!?」って悟浄さん、メタ発言!! (こういうのもあったりする。 ハチャメチャ! )

兄弟が手にしていた「人喰い瓢箪」に吸い込まれてしまう悟空ガーン

 

アニキを取り返そうと兄弟を追いかける八戒達。

バックの映像も駆使しながら、実際は「スローモーション」な芝居をしてるんだけども後ろの背景は猛スピードで流れていくのでめちゃくちゃ速いように見えるのが面白い陽気

 

 

どうにか逃げ切ってトライを決める金角・銀角兄弟(だって本当にナレーションでそう言ってたんだもんwラグビーかよww)。

それにしてもこの金角・銀角兄弟が段々「バカ兄弟」に見えてくるんだよな… (笑)

 

しかしそこに鎮元子が現れ、あっさりと瓢箪を奪われてしまう。

これも映像と実写を駆使して、上手側の兄弟が持ってた瓢箪が下手側にいる鎮元子の袖に吸い込まれるように見せてる。 すごい技術です…びっくり

皆さん簡単にやってのけてるように見えるけど、実際は数日前から劇場入りして映像と合わせる稽古をしていたりなので、本当にすごい!!

 

 

瓢箪から悟空を助け出した鎮元子は悟空に「是空国の真実」を語り始める。

何でも願いが叶うというのは妖術により「幻覚」を見せられているだけ。

国民達はそれが幻だとも知らず、心だけ満たされて腹は満たされず、何も知らないまま飢えて死んでいく。 それが「是空国の真実」だった。

そして是空国を裏で牛耳っている人物、つまり今作の黒幕とも言うべき存在は牛魔王の妻・鉄扇公主こと羅刹女だった! 悪い女!ゲッソリ

 

同じ頃、心眼を開いた三蔵もまた是空国の真実に気付く。

それを鉄扇公主に気付かれ、公主はついにその正体を現し三蔵を捕らえてしまうゲッソリ

この場面で「鉄線公主」から「羅刹女」の衣装に早変わり。 これもジャニーズのライブで幾度となく見てきましたねぇニコニコ

 

 

その頃、悟空のアニキを探していた八戒・悟浄・玉竜の弟子トリオ(勝手に命名)。

ここは「自由時間」という事で毎回日替わりのアドリブコーナーになっていて、大体は八戒さんが仕切ってる感じ。

つまり八戒さんが振った話題が下ネタならばその日の話題は下ネタになってしまうという事ww

私が観た回、ほとんど下ネタでしたねぇ… (笑)

 

ここで毎回必ず入れてくるネタが玉竜さんの胴体部分が360°回転させられるというもの(笑)

それNACSさんの舞台でもやってたネタだなぁ… と思ったりww

やっぱり玉竜さんが一番化け物だわ笑い泣き

 

すっかり諦めモードの八戒さん、腹が減ったからって仲間を見捨てようとしちゃう(ひどい)

そこへ悟空がフライングで筋斗雲に乗ってスーッと通り過ぎる。

「何だよ、アニキ生きてんじゃねえか!」と悟空に付いていく八戒達がアニキ大好きすぎて可愛いニコニコ

 

 

一方、羅刹女は三蔵を調理して食べようと企んでいた。 怖っ!ゲッソリ

そこへ現れたバカ兄弟こと金角・銀角は羅刹女を瓢箪に閉じ込めようとするも羅刹女にはなぜか通用しない。

壊れてんのか? と試しに自分で名乗って吸い込まれそうになる銀角。 やっぱこいつバカだ! (笑)

そんなこんなしてたら羅刹女の芭蕉扇で吹き飛ばされてしまう兄弟。

 

そこへ駆けつけてきた悟空が羅刹女と対峙する。

遅れてやって来た牛魔王は妻・公主の真実を知る事に。

「俺はお前を討たねばならぬ…!!」と牛魔王。 ああ… 辛い…えーん

フライングしながらの妖怪夫婦対決。 これはすごい!びっくり

マツケン様の殺陣が生で観られて嬉しいし、中山美穂さんのフライングが「初挑戦」だとはとても思えないぐらいフォームが美しい! ここは本当に見もの!!

この妖怪夫婦対決の最中に悟空も芭蕉扇で飛ばされちゃうダッシュ!

 

 

金角・銀角兄弟が飛ばされてきたのはなぜか日本日本

客席通路を通ってステージ下で「誰だお前らは!?」してるのは中臣鎌足さん(笑)

後から飛ばされてきた悟空と合流し、筋斗雲で是空国へ帰る一行。

その筋斗雲というのが演者自らステージ下から持ってきたのを自分達の手で持っての自力歩行www

 

「西遊記」を舞台でやるにあたって私が最も「どう表現するんだろうな」と気になっていたのが筋斗雲の表現。

紐で引っ張ってたり、映像の中で乗ってたり、筋斗雲のみ映像で悟空がフライングしてたり(これがタイミングが合ってなかったりで筋斗雲が先に飛んで行っちゃったりもしてたww)、役者が手で持って普通に歩いてたりと、実にバリエーション様々でした(笑)

 

ステージ下に1人置いていかれる鎌足さんゲラゲラ

「おい!無視するな! 鎌足を無視するな!」 とか「客席に独りはきついぞ!」とかぼやいてる鎌足さんがお茶目で可愛いニコニコ

そんな鎌足さん、通路後ろの席だった大阪3日目で目の前の通路を通って捌けていったんですが、暗がりの中で捌ける際に後方のお客さんに手を振ってファンサービスしてたのが可愛かったですコメディー

博多では客席後方からの入退場で、暗がりの中で「どうもありがとう!」と連呼しながら捌けていって拍手もらってました。 お茶目で可愛いラブラブ

 

 

アニキを追いかけて是空国へ戻ってきた弟子トリオは牛魔王夫婦の戦いに遭遇。

状況が分からないので「なんであの2人が喧嘩してるんだ!?」「そういう夫婦喧嘩もあるのよ!」とかやいのやいの言ってる。

激しいバトルに巻き込まれそうになって弟子トリオは一旦退散。 玉竜さん、階段状のセット下りるのは大変そうあせる(八戒か悟浄かどっちかが手助けしてる。 どっちかは忘れた)

 

息子・紅孩児の前で繰り広げられる夫婦の戦い。 紅孩児が辛い笑い泣き

そこへ戻ってきた悟空とバカ兄弟。

悟空と協力し、羅刹女を妖術で山の下敷きにして退治する金角・銀角兄弟。 敵だったはずなのに共闘するのはアツくていい!グッド!

 

 

ずっと騙されていたとはいえ、愛する妻を目の前で失った牛魔王は我をも失ってしまい、見境なく暴走してしまう。 可哀想すぎて泣いてしまう…えーん

羅刹女は悪い妖怪だったけど、それよりも「愛」が勝っていたなんて皮肉なものですねえーん

 

考察という程のものじゃないけど、羅刹女は悟空らが倒してはいけなかったんだろうなって思ってます。

羅刹女は夫である牛魔王自らが倒すべき者であって、ここは他人が介入してはいけない領域だったんだろうなぁ… と。

その牛魔王の気持ちに悟空は全く気付いてなくて「危なかったな、牛魔王!」なんて言っちゃう。

悟空は人の気持ちが分からないのよね、人間じゃないのでね(牛魔王も人間じゃないけど)。

 

 

羅刹女がやられ、どさくさに紛れて三蔵を人質に取って逃げようとしたのが羅刹女とグルを組んでいた三大仙。

しかし運悪く八戒達とバッタリ鉢合わせてしまい「お師匠を返せーーーっ!!」とバトルが勃発。 迫力のアクションシーンドンッ

八戒さんは「〇〇を返せ!!」と言う場面が多い。 何だかんだで仲間想いで喧嘩っ早いところがいい!

 

なぜか途中でお師匠様も一瞬だけ加わり、悟浄の武器を借りて敵をぶっ倒しちゃう。 強い!

しかもお師匠様、中指まで立てちゃってるwwwそんなはしたない事しちゃダメぇ!! (ここで毎回爆笑と拍手が沸き起こるの好き)

 

三大仙の分身の術に苦戦しつつも、乱入してきた暴走モードの牛魔王によって分身達が倒されるというラッキーに見舞われ、八戒と悟浄は三大仙(本体)に止めを刺す。 カッコいい!!陽気

 

 

暴走する牛魔王と悟空の激しい戦い。

そこに駆けつけた八戒達は「義兄弟」と呼び合っていた2人がなぜ戦っているのか状況が分からないながらも「何だか分からねえけど助太刀するぜ!」と戦いに加わろうとする。

しかしただでさえはちゃめちゃに強い牛魔王(おまけに暴走してるので無敵の強さ)、一太刀で薙ぎ払われてしまう。

ここ、薙ぎ払われた八戒さんが倒れ込んでその拍子に武器を落としてしまうという場面があるんだけど、武器にアクシデントがあった大阪千秋楽ではこの倒れ込みと武器を落とす場面がなかったのよね。 きっと武器は応急処置で乗り切ったんだろうなぁ…。もしくは推しさん自身がどこか体を痛めたのかもだけど、博多で観た時にはこの場面が復活していたので一安心。

 

「コイツはオイラが義兄弟として最後まで相手してやらなきゃならねえんだ!手出しするな!」 と叫ぶ悟空。

目の前でアニキが苦戦しているのに手出し出来ずにもどかしい八戒達。

息子・紅孩児の事も分からず暴走を続け、見境なく斬りつけてしまう牛魔王。

 

牛魔王の刃に倒れる悟空。

「アニキ!!」辛抱ならず助太刀する八戒達だが、牛魔王の圧倒的な強さに一瞬で薙ぎ倒されてしまう。 いや、だから牛魔王強すぎるんだってば!ガーン

八戒達が声を揃えて「アニキ!!」って叫ぶ場面がいくつかあるんだけど、どの場面のどのニュアンスの「アニキ!!」 も好きだなぁ… ラブラブ

あとめっちゃ細かい感想だけど、牛魔王に薙ぎ倒された八戒さんが腕押さえてるの好きだし、それでも立ち上がって武器を構え直すところも大好き。 たまらんドキドキ

 

 

牛魔王が悟空に止めを刺そうとしたその時、脳裏に響いたのは亡き妻・鉄扇公主の声。

ずっと騙していたとはいえ、そこには夫に対する愛が確かにあった。

その愛が奇跡を起こし、牛魔王は正気を取り戻したのです。 泣ける…えーん

 

我に返って暴走は止まったものの「愛する妻がもうどこにもいない」という現実と「自分で築き上げた愛する我が国の民達を犠牲にしてしまった」という現実に絶望する牛魔王。

あんなラスボスみたいなビジュアルだけども、実際はとても心優しいのよ牛魔王。 優しすぎるぐらい優しいのよえーん

牛魔王は敵でも何でもないし、何も悪くないのに…えーん

 

紅孩児に刀を渡し「これで俺を殺してくれ!」と頼む牛魔王。

「そんな事出来ません!!」と紅孩児が返すと、牛魔王はふらりと立ち上がり階段状のセットを上っていく。

「おい、牛魔王… どこ行くんだよ!」 と呼びかける悟空の声に振り返る事もなく、牛魔王は持っていた刀で自分の首を斬り割いてしまう…えーん

 

 

舞台が暗転し、再び明るくなった時には牛魔王は元の白牛の姿(映像)に戻っていた。

直前まで泣いてた客席からもクスクス笑い声が起こるのだけど、ここ笑っていい場面なのかどうなのかとても困ってしまうショック

画的にはクスッと笑えるんだけども、悲しいシーンなんだよねぇえーん

でも悲しいシーンだからこそ、重くなりすぎないようにという配慮なのかもねニコ

ちなみに牛魔王が「死なずに」牛の姿に戻ったのもお師匠様がずっとお経を唱えていたから。 お釈迦様の教えは皆を救うという事ですね(泣)

 

涙声になりながら牛魔王に話しかける悟空。 牛の姿に戻った牛魔王はもう言葉を話す事が出来ない。

それでも悟空の言葉は通じているのか、「もしオメエが天上界に戻りてえならよ、オイラが連れてってやっからよ!」という呼びかけに「モ~!」 と鳴いて応える牛魔王。

悟空「やっぱあんな所には戻りたくねえか!」紅孩児「きっと父上は、母上が眠るこの山で暮らしていたいんだと思います」←この台詞で涙腺崩壊えーん

紅孩児もまた、そんな父と共にこの山で静かに暮らしていきたいという。

 

 

このいい場面で「俺… (是空国の)王になってやってもいいぜ。」 とカッコつける八戒さん、本当に調子が良すぎる(笑)

「いや、俺だってなりたくてなるんじゃねえべや!誰もいねえっつーんならしょうがねえべや!」 「アンタ豚でしょ!」「牛に務まったんだから豚でも務まるべや!」 「牛と豚なら牛の方が格上でしょ!?牛の方が美味しいんだから!」 とギャイギャイやってる八戒と悟浄(可愛い)

 

でも実は裏で動いてたアニキ。 鎮元子が住んでいた山が金角・銀角兄弟の妖術で是空国に移されたので、ついでに纏めて面倒見てやれよ! と頼み込んでいたのだ。

囚われの身であったはずの翠蘭ちゃんを妃として… って、ハニーを助けるって言ってたのをすっかり忘れてた八戒さん(ひどい)

そういやお兄ちゃんの存在も忘れてたな。ここで待ってるって言ってたっけ()

 

 

何やかんやで一件落着したらお腹が空いたなぁって事で捌けていく一行。

これまためちゃくちゃ細かい感想だけど、紅孩児はこの場面で捌けていく時までずっと「牛魔王に斬りつけられた」腕を押さえてて「怪我をしている芝居」をしてるんですよ。

実際捌けていく時に「怪我してんだから!」「ああ、そうだった!」みたいなやり取りを悟浄と八戒がちっちゃくやってたり。

 

けどその前の牛魔王との決闘の場面で悟空や八戒も牛魔王に斬りつけられるような場面があって、その時は「痛がる芝居」をしてるんだけどもこの場面ではもうケロッとしてる。

紅孩児は人間だから手当をしないと怪我は治らないけど、妖怪達は体が丈夫だからちょっとやそっとの怪我ぐらい勝手に治っちゃうのか、それとも多少怪我して(人間にとっては大怪我レベル)流血してようが痛みに強いから平気だったりするのかな…って思ったんですよね。

そこが人間と妖怪の違いとして描いてるところなのかな…と思いながら観てました。

でも妖怪の両親を持つ紅孩児は果たして「人間」なのだろうか…?という疑問も残るw

 

 

と、ここで再び登場するのがお釈迦様。

「まだまた試練は山ほどありますぞ」と告げるお釈迦様。「勘弁してくれよ~!」と悟空が嘆いたところで終幕。

天竺への旅はまだまだ続いていく…というエンディングだったので、これは是非とも「続編」を作ってほしいところですニコニコ

 

だって西遊記は長い物語ですからね!

天竺に辿り着くまでならいくらでも続編は出来るんで、同じキャストでの続編があったら嬉しいな…と思いますにっこり

 

 

カーテンコールはロック調の音楽に合わせて演者さん達がノリノリでダンスしながらご登場音譜

場内も手拍子が沸き起こる。こういうカテコ大好き!!!!!ラブ

着物の袖をぴらぴらさせて踊る八戒さんが本当に可愛い!!(これさっきも同じ事言ってたぞ)

八戒さんの着物(羽織)、オーバーサイズで袖も手の先まですっぽり隠れちゃう「萌え袖」なのがたまらん恋の矢

演じてる戸次さんは痩せ型だけども、衣装がボリュームあるから実はそこまで「痩せ型の猪八戒」感はなかったりする。

それよりも顔の良さが目立ってしまうんじゃ!!イケメンすぎるよ八戒さん!!昇天

 

そしてアニキは毎回カテコでロンダートバク転を披露してくれる。スゲーッ!!びっくり

ここで客席からも「おおーっ!!」と歓声が上がる。ラブリンそんな事も出来ちゃうんですか…!!

愛之助さん、元々器械体操が得意なんだそうです。すごい…!

 

 

通常のカテコはこのダンスも含めて2回だけど、大阪千秋楽は何と5回もカテコがありました!!

4回目のカテコで三蔵一行のテーマ曲が流れてきて拍手が手拍子に変わる中で幕が下りていったので、何かこのままだとすっきり終われねえぞ?みたいな雰囲気になっちゃったんですよ(笑)

 

で、もう一度幕が上がって今度は三蔵一行がそのテーマ曲を歌ってくれるという大サービス!これを待ってたんだ!!ラブ

やっぱりね!?曲を流すって事はですよ!?もうそこまでやっちゃったら歌ってくれなきゃこっちだって諦め付かないってもんですよぉ!!笑い泣き

最高に盛り上がったカテコでした照れ

 

 

 

という訳でめちゃくちゃ長くなってしまいましたが、以上があらすじ感想です!

こんな長ったらしいブログに最後までお付き合いくださった全ての皆さんに大感謝です!!

 

いつになるかは分かりませんが、また次のブログにてお会いしましょうビックリマーク