かつて頻繁に飲み歩いていた頃、カラオケで替え歌にして唄っていたのがこの曲。
相川七瀬のデビューシングル「夢見る少女じゃいられない」。
作詞作曲が織田哲郎ということから、織田哲郎、織田哲郎…織田夢道となり
♪中途半端な織田夢道~
一番わかって織田夢道~
夢見る少女じゃ織田夢道~
と唄っていました。
日本橋にオープンしたラーメン店の店名を見て、相川七瀬を思い出し、「夢見る少女じゃ織田夢道」を口づさんでいました。
今回のお店は「日本橋 製麺庵 なな蓮」です。
なんだ「なな」しか一緒じゃないじゃないかとお叱りをいただきそうですが、いつものオヤジギャグなので見逃してください。
この店は11月4日にオープン。
ラーメン評論家の大崎氏のTweetで存在が広まり、その後訪問したラーメンブロガーの評判は総じて良い店。
これは是非とも訪問してみたいと思い、平日の会社帰りに地下鉄を乗り継いで、日本橋駅へ向かいました。
地下鉄の出口から地上へ上がります。
さて、この辺りだなぁと見回します。
すぐに発見しました。
入口は奥まったところにありました。
なんか隠れ家的な外観ですね。
券売機で「支那そば」とおすすめの「特製トッピング」の食券を購入しました。
早速、店内に入ります。
長いカウンターと奥にテーブル席もあるようです。
厨房は二名、先客はなし。
スタイリッシュかつおちついた内装です。
卓上はこんな感じでした。
食券を渡して、調理過程を拝見しながら完成を待ちます。
卓上にある薀蓄が書かれたボードによりますと無化調で食材にはかなりこだわっているようです。
•石臼挽ちくごいずみ
•春よ恋
•春よ恋全粒粉
•きたほなみ
をブレンドして製麺しているとのこと。
麺の小麦粉はいずれも高級ブランド粉ばかりです。
棚に「関ヶ原たまり醤油」がありました。
こちらは醸造に時間と手間をかけた賜宮内庁御用達で、名だたる和食の料理人も使用している名品。
玄っぽいですね。
後で知ったのですが、音楽関係の方が出された店らしいとのこと。
また、「BASSOドリルマン」にいらした方だという情報もあります。
お~、チャーシューは炭火で炙ってます。
とても丁寧に作られていますね。
しばらくして、支那そばが配膳されました。
美しいビジュアルです。
海苔、笹切り葱、バラロールタイプのチャーシュー、ローストタイプのモモ肉のチャーシュー、カイワレ、ほうれん草、味玉といったトッピング。
では、まずはスープから。
「比内地鶏のスープと厳選された魚介でとった和出汁を合わせ、秋田の手作り純正醤油で仕上げたあっさり麺。」
と説明書きにある通り、スムーズながら滋味深い清湯醤油スープです。
カエシが強そうな色をしていますが、ちょうどいい塩梅。
非常に完成度の高いスープですね。
ややスクエアで餅肌の自家製麺はなるほどの出来映え。
スープとの相性もばっちり。
どんどん進みます。
ほうれん草は鮮度や茹で加減によって大きく印象が変わる食材ですが、丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。
このスープを吸って、いい感じになっていました。
炭火で炙られたチャーシューもなかなかのもの。
新店舗とは思えないブレが少ないスキルの高さです。
あっという間に完食•完飲です。
いただいている途中、お客さんが続々と入ってきました。
人気店となるのももう時間の問題だと思われます。
ごちそうさまでした。
他のメニューも是非いただいてみたいので、近いうちに再訪問必至です。
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