福の神食堂[限定 塩中華そば] | 漫遊記
伝説の東京ドームでの解散ライブから何年たったでしょう。

全盛期での解散に惜しむ声は沢山あり、また、復活してほしいバンドでは必ず名前のあがるJUDY AND MARY。



休みの土曜日、総武線各駅停車に乗って出かけます。

秋葉原駅で下車。

ジュディマリの"ラッキープール"を口ずさみながら目的の店へ向かいます。

途中、デカ盛りで有名な某ラーメン店の前を差し掛かりました。

15名ぐらいの行列ができていました。

秋葉原という土地柄、安く腹いっぱいになるこの手の店の需要は確実にあるのですね。

私にはToo Muchですが…




"Lucky≒福"という訳で、今回の目的の店「福の神食堂」に到着しました。

当日が最終日となる限定「塩中華そば」をいただきたくての訪問です。



店頭に行列なし。

早速、店内に入りました。

店内はほぼ満席でした。

券売機で「限定」の食券を購入。

奥の空いている席に着席しました。

食券を手渡しました。

完成を待ちながら店内の様子を伺っていますと、「つけ麺1.5kgいただきました」という声が響きました。

1.5kgは茹でる前の麺量。

茹で上がりは2kgを超える重量になる模様。

福の神食堂のTwitterで「1.3kgの記録がでました」とか「大盛りにチャレンジする方を募集します」などのツイートがありました。

果敢にチャレンジするお客さんがいらっしゃるようです。

福の神食堂のつけ麺は、デカ盛りだけをアピールする前述の店とは違い、味も確かなのは間違いありません。

ただ、私的にはこのチャレンジはあまり好感は持ちません。

無理せず美味しく食べられるのならばかまいませんが、それを煽るような行為はいかがなものでしょうか。


私の持論ですが、

料理に遊び心は必要ですが、
料理で遊んではいけません。





ほどなくして"塩中華そば"が辻店主の手で配膳されました。



なるほど"ホッとする「塩中華そば」"というのが伝わってくるビジュアルですね。




鶏と豚の二種類のチャーシュー、メンマ、味玉半切、刻み葱、海苔、小松菜といったトッピング。

では、まずはスープから。



鶏ガラをローストして香ばしさをだし、野菜と丸鶏の芳醇に仕上げたというスープ。

塩特有の尖ったところはまったくありません。

おだやかなのに鶏の風味が口の中に広がります。

平凡に見えて、なかなか奥の深いスープです。



やや平打ち気味の麺は、好みかどうかによって印象が異るかもしれません




鶏チャーシューは食感が面白い仕上がり。



香ばしく炙られた豚チャーシューは、スープを邪魔しない味つけ。

あっという間に完食・完飲です。

この店のスキルの高さを改めて感じる一杯でした。

ごちそうさまでした。











この店が「大盛りチャレンジ」だけの店にならないことを切に願ってやみません。




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