以前こんなことがありました。
休日は家の鍵をいつものバックから出してズボンのポケットに入れて持ち歩いています。そして日曜日の夜には会社に持っていくバックの中に入れておくのですが、その日はなぜかバックの中に入れずに玄関の棚の上においてしまった、と信じ込んでいました。
翌日そのことすらすっかり忘れて会社に行き、深夜に帰宅したときにはっと気づきます。あぁ今日は鍵を忘れてしまった、家に入るためには妻に電話をしなければならない、でももうこんな時間で遅いから寝ているよな、小さな息子も寝ていて起こすことになってしまう…。でも入れないと困るので電話をして、怒られながらも鍵を開けて家に入れてもらえました。
翌日、今日こそは鍵を忘れないようにと玄関の棚の上を探してみましたがそこには鍵がないのです。家の中を探し回るけど見つかりません。まさかかばんの中にないよなとよーく探してみると、なんとかばんのポケットティッシュの袋の中に挟まった鍵を発見しました。昨日からずっとかばんの中に入っていたということにそのときに気がつきました。そうです、日曜日の夜にちゃんとかばんの中にいれていたのです。だけどもかばんの中にいれたということを忘れ、すっかり家に置き忘れたと信じ込んでいました。
人は、心で信じるとおりに行動するのだなとつくづく思いました。事実ではなくとも信じたとおりに行動してしまうのですね。私の経験は失敗談なのですが、この人間の習性を良い方向に使うこともできるのではないかと考えました。プラスのこと、例えば私は必ずやり遂げられるのだとか、目標を必ず達成するのだとか、たとえ現在は事実ではなくともなりたい姿になる自分を心から信じることができれば、そのとおりの行動を自然とするのではないかと思います。私はできない、ではなく、私はできる と常に考えることで、できる前提の行動を自然にするようになり、いずれ本当に実現してしまう。成功している人はみなそう言う考えを持っているのではないかと思います。