靴を観察してみると・・・ | アスリートのための「心」と「身体」の使い方

アスリートのための「心」と「身体」の使い方

柔道整復師として治療の現場で経験したこと、NLPマスタープラクショナーとして経験したこと、トライアスリートとして経験したことを活かして、アスリートのために心と身体の使い方について書いて行きます。

柔道整復師でアスリートコーチの三田英二です。

今日は冬の台風のような一日でしたね・・。
まさかこの時期にあれほどの風と雨が降るとは


さて、このところ膝の痛みを抱える方の来院が増えてきました。
そこで何か共通点がないか?を探してみると
ありました!共通点が!!
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それは履いている靴が崩れている!!
崩れているという表現を敢えてしたのは
靴は本来の性能を発揮するためには、
正しく履くことが前提になっています。

ところが膝がいたい方が履いている靴は
内側が大きく膨らんで、広がってしまっています。

これは何を表すか?というと、
足が内側に倒れている事を意味しています。
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専門的に言うとオーバープロネーションと言います。
踵の骨が内側に倒れている状態です。

踵の骨が捻れる→下腿の骨が捻れる→膝関節が捻れる
→膝の内側に痛みが出る

こんなメカニズムです。

本来、足の運びなどは無意識で行われているので、
自分の靴をまじまじと眺めることはないと思います。
ただ、アスリートならばたまには自分の靴を見直してみましょう!

もし内側もしくは外側に極端に広がったり、倒れていたら
すぐに新しい靴を買いましょう!!

まだ履ける!と言っていると、そのうちあちこちに痛みが出ますよ!
特にランニングをする方はご注意下さいね