ちょっと、この映画の話だけはさせて欲しい。。

BABYLONを観てきました。
この映画は、ブラット・ピットと、マーゴット・ロビーが主役で、1920年代の映画業界の移り変わりを描いた作品ー。



「超大作そうだし、ブラピ(もちろん好きだよ?)だし、私にはそんなにハマらないかも?でも映画の話が題材だし、観てみよ〜」くらいの気持ちで行きました。3時間くらいあるしね?(面白かったら関係ないけど気合いはいるよね)

でも、のっけから頭をガツーンと殴られたような感覚に陥って、マーゴット・ロビーの圧巻の演技に、今のブラピだからこその説得力ある重いセリフたちに心を鷲掴みにされる。
BABYLONという映画に、
"君はそこでポップコーンとコーラでも飲みながら楽しんでね"とでも言われているような気分…そしてそのまま物語が進む心地よさ。

映画界はこうして無声映画から、トーキー映画へと変わっていって、その中で製作陣の苦悩や、俳優たちの葛藤なんてのもあったんか〜だとか薄っぺらい気持ちにもなったり。



いや、そんな薄っぺらいもんじゃなかった!この映画はとんでもねえ。ずっとテンポが落ちないまま物語はどんどん加速していくし、人物たちに感情がグンと入っていくし、、どいつもこいつもたまらないキャラクター。トイレ行く暇はマジでない!(けど走って一度行った!)
そんな中でもトビーマグワイアのシーンは全私を肯定してくれるシーンだった。
これは話が逸れるけど、私は父の影響でホラー映画が好きになった。学生時代いじめられていた時はずっと現実逃避の場所としてホラー映画を観ていたんだよね。自分がいるこの辛い現実よりも辛いモノを観ていると"私なんてまだマシか!"って思えてたんだよね。
トビーのシーンはそんな私たちホラーファンまでをも"君たちも仲間さ"と言ってくれているかのようだった。
そっからのことはもう…嗚咽!泣いた!それは映画観てね!



君がどこで泣くか、教えてね!
きっと君なりの、、あるだろうからさ。私には"映画"という強い味方がいてよかった。ずっと私の人生の一部でいてくれてありがとう。どんな時も私のそばにいてくれてありがとう。いつもありがとう。

そんな作品だった。
BABYLON、ありがとう。
1人の映画ファンから愛を込めて。



#バビロン #BABYLON