突然、昔のことを思い出した。
私は心がへたっていた時があった。
それはもう、それはそれは、へたっていた。
今だってそりゃ〜へたる時もある。
でもいろいろ経験して、へたったときの対処法を見つけたから、大丈夫でいる。
いろんなことに困っていたけど、
中でも困っていたのは、
「眠れない」ことだった。
でも今の私は「眠れない、にこだわっていたこと」と言う。
眠れないのは本当に辛いこと。
眠剤はずっと飲んでいくと慣れてしまって、強くしても眠れないことがある。
眠れないと、焦り出す。
眠れないと悩み出す。
眠れないと悲しくなる。
静まり返った世界で、たった1人ポツンと取り残されたような気持ちになる。
私は朝日を見るのが大嫌いだった。
「失敗」したと思うからだ。
暗いうちに眠らないと、失敗したと思った。
朝日は失敗の証だった。
ある日、別のことでかかった、クールな医者が私にこう言った。
「人間ね、眠れないって言いながらもどっかで寝てるんですよ。眠れない、眠れないって言ってる人に限ってちゃんと必要な睡眠は取ってたりするんですよ。」
やけに腑に落ちた。
私は寝不足ではあったものの、多分どこかしらで必要最低限の睡眠は取っていたんだろう、死ぬことはなかったし気絶することもなかった。
きっと、睡眠を一番重視してるようで、
軽視していたんだろうな〜。
眠れない!!と感じるコトに気を取られすぎて、考えすぎて、パッパカパーになってたんだな。
今でも、
目を閉じて何時間も起きてることがある。
2時間おきに起きてしまう。
眠りが浅い。
眠ったと思ったら悪夢を見ることもある。
でも、視点を変えればあまり悩まずに済むことを知った。
眠れないなら、無理して眠ろうとしなくていい。
次の日にあまり眠れなかったんだ〜とだけ、事実を受け入れたらいい。
なにも、悲観することはないのだ。
悲観をするとフォーカスがそのままになるからキツくなる。
眠れなかったんだ、
そういう日だったのだ、と思うようにしたらとても楽になった。
私は、
2時間おきに起きる人なのである。
悪夢を見たりすることもある。
睡眠が浅い人なのである。
これくらいに思っておくと気分が楽になる。
物事は視点。
あくまで個人の感想である。
眠れない人が少しでも眠れるといいなと思う。
おやすみなさい。