こんにちは、フォークデュオ、HONEBONEのVo.担当EMILYです。


いや〜終わったねー。
7/9(金)北海道地区先行上映、
7/16(金)より全国上映になります、


私主演・品川ヒロシ監督・脚本の
映画「リスタート」の前売り券手売り販売会が4日間、無事に開催されました。


このチケット手売り販売会をやろ〜と思ったのは、2週間くらい前のことで、その時スケジュール帳を見ていたら「ちょっとスケジュールに余裕がありそうだからやろっと!」というくらいに思い立って決めました。


でもいざ決めてみるとスケジュールに余裕はなく、自分の全国ツアーも真っ只中で結構カツカツになってしまったのはここだけの話し。


そして、私は正直一人でやろうと思ってたのね。
(といっても相方の川口は言わずもがな)


キャストのみんなも、ましてや監督なんて他のドラマや映画やらで忙しそうと思っていた。




けど、


蓋を開けたら違った。
仲間がそこにいた。冗談でなく。



ほぼ全キャスト、そして品川監督も参加してくれることになった。


私は驚いた。


正直この映画を撮ったのは2019年のことで、
その当時はみんなの熱はそこで最高潮だった。

けど、コロナの影響やらなんやらで公開がどんどん延期になってみんながバラバラになっていくのがハッキリと分かった。どんなに繋ぎ止めようとしても難しいことだった。私も、自分の活動に専念しなきゃって、この映画を一旦忘れようとした。


それがやっと今年の夏に公開の目処が立った。


またあの頃の気持ちを蘇らせて、みんなで戦いたいと思ったけど一度バラバラになってしまった気持ちを集めるのは難しいことだと思った。


けど私はしつこい奴だから、もう一度みんなに声をかけて、LINEグループを作って、連日活動報告をして、みんなに訴えかけた。


生意気なことをたくさん言った。

「絶対に意味があるからこの映画をどうにかしようよ、みんなで」。


多分ね、中には「いや、お前は主演だからそりゃやる気が起きるかもしれないけど、私はそこまで熱くなれないよ〜」って思う人もいたかもしれない。

わかるよ、わかる。


けど違うと思う。


わたしは絶対に違うと思う。


この映画を引っ提げて戦うってのは、誰が主人公とか主役とか関係ない、

絶対に、関わった人全員が中心にいる映画だと思ってるから、この映画が上に行くことは、少なからずみんなにとって絶対にプラスになることだと思ってるから、私はしつこくみんなに訴えかけた。


毎日毎日連絡してうざいと思う。
みんなも他の仕事あるし。

でも伝えたかった。どうしても。
意味のあることだって。



そしたらまず、監督が来てくれた。

この人いつもそう。


手を差し伸べてくれる。


「俺は俺のためにやってる、みんなのためじゃない」
ってのが口癖。

でもね、そんなのどうでもいいの、結局あなたは来てくれるし、予定よりもずっと多く稼働してくれたじゃん。

それが誰のためじゃなくても、

みんなのためになってんの。
みんなそれに心動かされるの。

段々と盛り上がりを見せる手売り会。
来る予定のなかったキャストも来た。

結局全員来た。




一人残らず来た。
なんなら美術スタッフも、カメラマンも来た。

今思うとね、もしかしたら撮影当時よりみんなが一つになってると思う。東京で撮影したメンバーも、北海道で撮影したメンバーも、当時よりずっと心の近くにいる。


だから私は毎日嬉しかった。

この映画は、みんなで作ったよな?
って心から思った。


この4日間、人なんて来るのか?
こんな状況下で、、って心配してたけど、


監督のファン(ジェリコ)
HONEBONEファン(ボーンズ)
アイドルファンの皆様
キャストのファンの皆様、

連日それはもうたくさんの方が来てくれた。


ここからは個人的な話になるけど、私は何度もこめかみが熱くなる瞬間があった。


中学校以来会っていなかった同級生がきた。
 なんで?なんで来てくれたの?

「頑張ってるのを見て!」


バイトで迷惑をかけた店長が来てくれた。
「頑張ってるよね」

親友が来てくれた。
「やってんねー」

サッカー時代の仲間が来てくれた。
「すごいね!頑張ってね」


んでさ、、



ミュージシャン仲間が来てくれた。


これはもう、多分私にしか分からない拗れた気持ちなんだけど。

私はミュージシャンという生き物が苦手だ。付き合いづらいし、めんどくさいし、ビジネスだけの関係が良かった。「ライブ行きますね!CD買いますね!」っていう社交辞令やらがめんどくさくて、好きなやつは好きなもの同士で勝手によろしくやるしやれよ!って思ってた。
そりゃそうじゃん?私売れてないし、余裕ないわけだからさ。


これに関しては↑多分私だけじゃないと思う。

ライバル?そんな風に思ったことない、相手のことなんてどうでもいいし上に行く奴は勝手に行くし、やめてく奴は静かに消えるだけ。自分のことだけに集中してやるのが当たり前だと思ってた。


ドライなものでいいと思ってた。

でも、来てくれた人たちがいた。
立花綾香さん、かんちゃん

カノエラナさん


私は泣いてしまった。
うまく言葉にできないけど、ただただ嬉しかった。
心底嬉しかった。

普段連絡を取り合うほど砕けた仲じゃないのに。
むしろ、少し苦手に思われてそう、、くらいに思っていた人たちが来てくれた。
(多分人混みとかも苦手だろうに!)


なんだ、、尖ってたのは自分だけじゃないか。
独りよがりでバカみてえだなってこの時だけは思った。


馴れ合いなんかいらねえよ!ってずっと言ってきたのは今でも間違いではないと思ってるし、自分の信念だけど、差し伸べてくれる優しい手だけは握り返したいと思った。

本当に嬉しかったです。


書き切れないほど、来てくれて嬉しかった人たちがたくさんいる。(写真の制限があって載せられずごめん)



私は、自分が思ってるよりもそんなに人に嫌われていなかったんだな、って思えた4日間だった。


一人でやろうと思ってたことに、こんなにもたくさんの人が関わってくれたことは一つの事実。
私の自信にも繋がった。


本当に本当にありがとう。


本当にありがとう。


この映画、まだまだこっからなんです。
チケット売れておわりー!じゃないの。
みんなが見に行ってくれないと意味がないの。


北海道では7/9(金)から、
7/16(金)全国上映開始。


最初の3日間が大事だと言われている動員数。


みんな本当に、劇場に行ってください。
こんなご時世だけど、

少ない映画館での上映。

全部満席の、完売にしたい。

これは絶対に。
みんなでこの映画を世に送り出してください。
最初の人たちになってください。

そんで「あの映画、最初に俺たちが見つけたんだよ」って周りに自慢してください。
流れを作ってください。

私も作るんで。



だめだー、、書き足りない。

けど読むの疲れるだろうから終わらなきゃ。。



ってことで、この熱さのまま、大阪行きます。

6/20(日)大阪。
心斎橋アメ村付近の予定です。

手売り会やります。

もうすでに行くぜ!って言ってくれてるキャストが数名います。引っ提げていきますよ。泥試合、かかってこいよ。

ドサ回りは慣れたもんよ。任せなさいよ。

ドッコイしょミュージシャンって名前つけられてんだ。やったろじゃん。


他の地域も行けないか模索中ー。



私も、主人公の未央も、



やるって言ったら
やる。

からね。

最高のどん底じゃんね。