こんにちは、男女J-pop/フォークデュオ、HONEBONEのVo.担当高円寺系ハーフのEmilyです。



昨日、Apple Music award2019年
Billie Eilishのライブを見た。


実の兄と二人だけで、世界で爆発的に売れているアルバム「when we all fall asleep where do we go?」からたくさんの曲を演奏していた。



二人だけで、、あの世界観をギターとピアノだけで表現しちゃうなんて。。



ビリーアイリッシュは、ここ数年のなかでもっとも私の心に響いたアーティスト。
それが若干17歳だなんてすげーよな。

※MVはこわいから閲覧注意ね!


ずっとこんな音楽がやりたかったんだけど、
自分のやりたいことを表現できずに私は今のスタイルに落ち着いた。


彼女たちの作る音楽、雰囲気、MVは、
本当に私がやりたかったものだった!

実際他人が作ったものを見て「これこれ!これ私がもともとやりたかったことなの!」っていうことがどれほどダサいことなのかはさておき、本当に痒いところに手が届いた感覚というか、、


私は暗ーい曲が好き。

Radiohead
Portishead
Boards of canada
とか〜

そういうものに昔から惹かれてた。


けど、15歳でバンドを始めた時、やっていた音楽はラウド系だったし、バンドメンバーに叫んだり、激しい動きを求められたけど、

⬆︎こんなんばっか聞いてるから体が動かないんだわ照れ
純粋にラウド系はしっくりこなかったのである。

(マンソンや、リンプ、スリップノット大好きだったけどね!)

かと言って暗い音楽を作る才能もなく、


全部取っ払って落ち着いたのが今のスタイル。
別に今のスタイルは自分でも納得しているし、自分らしさも感じているから不満もない。
けど、ビリーを見たときに自分がやりたかったことを完璧に表現して評価されているのを見て衝撃を受けた。


何より、ビリーがとっても自然に過ごしているのを見てものすごい衝撃を受けた。
(ビリーのこと何も知らんけど)

Apple Music awardでしきりに「こんな感じでライブやんの初めてだからさ〜まじクレイジーだわ。」って言ったり

「今日は一日中話してたから喉枯れてるよ〜」って照れ臭そうに言ってたり。(けど歌完璧なのがもう最高)

彼女は彼女らしいというか。



じゃあ、私は私らしくいられてるんかな?



このところの自分のライブを思い返してみた。
私は極度の心配性である。

お客さんが立ってるなら、
「腰痛くないか?」
「足疲れてないか?」

って気になる。
自分がそうだから。


だから本当はもっと話したいことがあったのに、顔色を伺って「すぐ終わらせるからさ!」って笑いを取ろうとしたりする。ホントはもっと歌いたい。

みんなを心配している、
この気持ちに嘘はない。

けど言いたいこと、やりたいことをやれないんだったらちょっと違うと思った。


最近、川口に「気を遣いすぎなんだよ、好きなようにやんなさいよ。俺はそういうエミリがかっこいいと思う」

と言われた。


さらに、仲の良い子がライブを見にきて

「あんなに気を遣わなくてええと思う。好きにやったらええのに。みんな好きで見にきてるんやから。」
リスタート共演者・向井ひなみ

同じことを言われた。

わかるよ、わかる。
ワンマンライブならそうだ、みんな自ら選んできてくれたんだから好きにやればいい!
けどイベントでたまたま居合わせた人にも気を遣える人間でありたい。
私はそういう人間になりたい。
自分だけが気持ちよがったライブはしたくないんだ。


けど、いつしかそればかりが気になって、
なんのためにやってるのか見失いそうになった。
(ちょっと大げさ)

いい人に見られたかったんだろうな。
なんのためか。


私は完璧なアーティストじゃない。
カリスマ性もない。

凡人だ。
凡人恐怖症だ。
けど凡人さ。


格好つけたいところで失敗もよくする。
(福岡では最後のキメでマイクを落とした。
譜面台も倒した。みんなが笑ってくれたからなんとかなった!)


分かってる。


偉大な革命家にもなれない。



だから、もっと素直になろうと思う。



カッコつけてもつかないから、
そのまんまで立っていたい。
(体型とか見た目には気をつけよう)


それをみて欲しい。
元気がない時は元気がないって言いたい。

怒ってる時は怒ってるって言いたい。


そしたら絶対楽しい時は、
我慢できずに笑っちゃうから。


鶴瓶師匠に「台本通りやる時期はもう十分やったろ、素直なエミリを見せたらええねん、みんなそれが見たいんやから」
と言われてから台本書くのをやめたけど、まだまだ決めた流れの中でライブをやっていた。

別にそれが悪いわけじゃなくて、
自分自身が何か縛られていたことに気づいた。


よかった、ツアー2日目前に気づけて。
私はもっと飾らない私でいたい。

ライブをうまくやろうだなんて間違ってた。
そんなのもっとかっこいいやつが代わりにやるから、
私は私のまんまで、みんなが驚くことをしたい。


よっしゃー、なんか見えた気がすっぞ。

もう少し自己中になります!


今日の仙台、楽しみだなぁ!


残りの4つのライブ、楽しみにしといてな。
一皮むけそうだ。